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撫でさるぼぼ「飛騨国分寺」国重文など高山中心地【飛騨高山シリーズ】

約1250年前に、聖武天皇の勅願によって建立された飛騨随一の古刹。樹齢1250年を超える大銀杏と並び、三重塔がそびえる境内には高山城から移されたといわれる鐘楼門や、創建当時の塔礎石などが現存する。

詳細版
 国分寺の創建は741年で、聖武天皇が国家鎮護のため各国に1ヶ寺を設けたものの1つ。飛騨国分寺は、746年に行基菩薩が開基と伝えられている。
 749年には飛騨国造・高市麻呂が国分寺に知識物を奉納し従五位下を授けられるなど、歴代領主から庇護され当地方の中心寺院として隆盛し、境内には七堂伽藍が造営された。
 819年に火災で焼失、850年に再興をはじめ5年後に頃に再建するが、以降は焼失・荒廃、再建を繰り返す。

変更履歴
2023/06/29 初版

▼HP

▼アクセス

岐阜県高山市総和町1-83

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

 約1250年前に、聖武天皇の勅願によって建立された飛騨随一の古刹。樹齢1250年を超える大銀杏と並び、三重塔がそびえる境内には高山城から移されたといわれる鐘楼門や、創建当時の塔礎石などが現存する。

 さすが国分寺だけあって重文などが揃っている。国重文のみ記載します。

  • 飛騨国分寺本堂

  • 薬師如来坐像-平安時代

  • 聖観音菩薩立像-平安時代

  •  太刀(伝高原諏訪城城主江馬氏家宝)

→本堂@重文、三重塔など

 ほお~面白い鐘楼ですね。これなんだろ面白い造りだな~。

 境内は広く、神社だと御神木になろう大木の新緑と三重塔のコントラストが美しい。周りは大通りで住宅を感じさせない。

 樹齢1200年の大銀杏の紅葉(黄葉)は見どころでしょうね。

 迫力あるイチョウには悲しい話がある。大工は寺を作るとき図り間違いをし柱を短く切ってしまう。ここまでの話しは京都・大報恩寺こと千本釈迦堂と同じなのだが違いはここから。千本釈迦堂は夫に恥はかかせられないと自ら命を絶つ(おかめ伝説)が、この寺の物語は、妻を殺めてしまう・・。なるほど、木にお地蔵さんがいるのはそういうことか。

 では本堂へ!
 本尊は国分寺なので「薬師如来坐像@重文」。毎月8日には法要が行われ、5月から10月には「八日市」が同時開催される。室町時代創建の本堂@重文も見どころ。

 内陣参拝させていただいた。
 本尊の薬師如来坐像@重文は半丈六でなかなかの佇まいである。右手には聖観音立像@重文が安置され、元々は廃寺になったところの本尊だったらしく、滋賀・湖北の観音の里にいる良質な観音だった。左手に定朝様式以前の阿弥陀如来坐像と如意輪観音が安置されている。仏像好きは行くべきところ。

 やはり飛騨高山は円空仏が多いですね。仏像の写真と説明は公式HPでどうぞ。

→庚申堂&撫でさるぼぼ

 庚申堂の横には「願掛けなでさるぼぼ」がある。

 さるぽぽ堂が表参道の入口にあるので車で参拝した人は見逃すかもね。狭路と奈良の庚申さんを紹介。


→国分寺塔跡

→おまけ(動画)


▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展



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