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Anyca『0円マイカー』でMINIが納車された話

配車されたのはMINIの3ドアタイプ。
Anycaの『0円マイカー』の車は、アプリ場では"Officialシェアかー"として表示されている。

Official シェアカーをユーザーが使う場合

【事前】
・ユーザー登録(免許証情報)
・アプリで予約
【当日】
・車のセンサー部分に免許証をかざす
・キーロックを解除して車内に入る
・車内のBoxにある"エンジンキー付きの鍵"を取る
・エンジンキーを使ってエンジンスタート

という流れになる。

通常の"マイカーシェア"では、予約が入ったらその時間にオーナーが対面でキーを利用者に渡す。同様に返却の際にも対面で受け取る必要があるが、Officialシェアカーは非対面で利用が可能。

つまり、オーナー側も立ち会う必要はない。誰かが予約して、勝手に車使って、勝手に返して立ち去っていくという形になる。

もちろん、予約が入った際には利用者にメッセージを送ることも、やりとりすることも可能は可能。

オーナーに任される役割は
・定期的な洗車/ガソリン補充
がメイン。

当初の話だと、
・利用者の問い合わせへの回答
・忘れ物の対応

なんかも想定されているようだったけど、そもそもオーナーであってもマスターキーは渡されていない。

なので、車内に入る(ドアを開ける)には、必ず"アプリから予約をする"必要が生じる。ちょっとした車内清掃や、駐車場内でちょっと車を動かしたいというときにわざわざ予約するのは正直面倒だなと思う。しかも予約ということは、自分の持つ無料利用枠(時間)を消費しなければいけないの?

この点は、事前にDeNAの担当社員に質問はしていた。結果

・予約した時間の15分前からキー解除(ドアを開ける)が可能
・予約時間までに返却されれば時間は消費されない

ということで、

・予約する
→15分前にロック解除して車内に入る
→予約時間までに用を済ませる

という形で対応してくれと言われた。

あくまで自分の車ではないけれど、例えば「うちの駐車場日当たり良くて夏は車内が高温になる。サンシェードくらいつけておこうかな」とか、「誰かが使ったら一応車内の確認して汚れ忘れ物だけチェックしようかな」とか、オーナーなりにちょっとした気をきかせて車を管理しようという気持ちはあるし、それがまたモチベーションにも繋がっていくはず。

マスターキーを渡すことのリスク(オーナーが無断で使い放題etc)もあるだろうけど、この辺りの"気持ち"をどうサービスに反映させていくかは、課題だなと思った。始まったばかりのサービスなのでユーザーとして改善案を出して行こうと思う。