投稿忘れ。書いてはいたのに。日記。参ります。

30日水曜。
詳細はまだ言えないのだが、そこそこにデカいライブをやるのでオファーに次ぐオファーをかけるかける。
初対面の方にメッセージを送る時はかなり緊張感がある。極論、全裸で送ってもバレないはずだが、そうもいかない。まだお会いしたことない人に、失礼の無いように文章を考えて送る。この年でメールのやり取りは大変だ、と思う有り様。ということは今まで誰かがやってくれていたのだ。省みる。大人になるとはこういうことだ。

さらに作家の仕事を終え、みんツクへ。
みんツクとは、みんなで作るお笑いライブの略である。そのライブとはみんツクのことである。
今回のみんツクは、クイズコーナーをやった。
昔からある、おもしろクイズコーナーである。
お客さんはもとより、芸人が楽しそうだった。ベタを舐めてはいけない。

みんツクの楽屋で、久しぶりに会うロビンソンズの北澤さんに昔やってたメトロノームのネタをえらく褒めてもらえた。嬉しかったし、北澤さんは周りを見てるちゃんとした人だなと思った。無人島にいったら俺は北澤さんを頼ると思う。
デンコーセッカのいくくんが「風俗行くのにおかんについてきてもらう」のネタの印象を話してくれた。喋ってた人達で出た結論は「あれは芸人を辞める奴のネタ」だった。間違いない。アナーキズムに溢れた、20代の悪い癖がそのまま出たようなネタだった。
最近、昔のネタの話をよくしてもらえる。有り難い。「売れる」ことよりは「残す」ことを意識したピン芸人時代だったので、誰かの心に刺さるならそれは本当によかった。
欲を言えば「紹介王大好きで〜」とか言ってもらえたら大変に嬉しい。「残したい」と言っておきながら、やはり今の自分のやってることもしっかり見てもらいたい（と言っても、紹介王は出てくれる芸人さんあってのものですが）

31日木曜。
前日に疲れることがあったので、少々だるかった。ひと仕事したかったが「まぁいいか」となった。昼飯を食ったら、疲れることもどうでもいいやとなった。そんなもんである。
本日はギャバホイさんとユニット「ギャバ号」で漫才をやる日だ。パビリオン、というライブに出させてもらう。
ザクセスというとんでもない集客数を誇る主催団体の、出る芸人全員シークレットのライブである。シークレットなのに完売という、もはや伝説のライブである。出れるなんて有り難い。
久しぶりに、主催をしてる栗原くんに会った。
そもそも栗原くんはしょっちゅうライブに呼んでくれてたし、俺も呼んでいた。立派になられたが腰の低い好青年のままだった。いいね。
主催者は時間がない。「もっと喋りたかった」と帰り際に言われた。俺もそうだったよ、栗原くん。
楽屋では激突の柴田さんの目元をロバートデニーロみたいだと適当にイジったりして楽しんでいた。
そして、これまた昔のネタの件で、若き芸人さん達にたくさん話しかけられた。有り難い。
みんな未来を楽しく感じているか？楽しいか？それなら嬉しいぞ。俺みたいになるなよ。

朝に書いたこの日記を、夜中に投稿。特に知られたい日記ではない。ひっそりと地を這うように、指先で送る地獄のメッセージ。俺みたいになるなよ。就寝。