ニキ

誰かに届いても誰かに届くな。ニキでございます。参りましょう。ゴーです。

木曜
なんか木曜に書くことが多い気がする。それはさておき。
英検二級の勉強。なんてこった。もうやりたくないのに二級の勉強なんて。ファックス。
と言いつつやり出せばやるのである。リーディングで心に火をつけ、ライティングの型を覚える。やるしかない。学生時代に俺から勉強の機会を奪った奴らを俺は許さない。未来からの回収と復讐。

ギャバホイさんとネタ合わせ。
ピンでの単独も近いというのに、今回は俺から1日(90分ぐらい)欲しいとお願いした。言ったからには、と気合いが入る。実のあるものになった、はず。
そしてギャバホイさんの単独は9月24日シアターかざあなにて20時開場20時10分スタート。

ちょろっと喫茶店に寄った帰りに、全裸のおじさんを目撃。
自転車の俺。夜なので、近づくにつれ「まさか…まさか…!」と闇から黒汚いブツが浮かび上がる。すれ違った高校生の自転車二人組が後方から「嘘だろ!?」と叫ぶ。これは事件である。
急いで方向転換して、黒汚物を再確認し交番へゴー。交番にはポリスがおらず(なんでやねん)備え付けの電話の受話器を取る。そのままどこかの警察署に繋がる。
「全裸のおじさんが…」
「あ、今通報をたくさんいただいてます。警察官が続々参ります」
と言われた。続々。
良かったです、と電話を切り、現場へ向かう。俺も続々の一部である。
警察官2人がおじさんを囲み、おじさんは家の中へ入って行った。家の前かい。迷惑な黒汚物。御用になったかは知らん。
俺の見る限り、おじさんが興奮を覚えてる様子はなく、暑いからか年老いて脳の認識がズレてそうしたように見えた。人間本来のあるがままの姿で公共の場に立つと犯罪者になり得る。ああはなりたくない。安らかに。
ある日見てしまった、黒い汚物。青い亀裂。

金曜
歯医者へ。定期検診。虫歯なし。
ライス関町さんそっくりの女医さんはいなかった。

英語の勉強。やる気がなくならんうちはやるしか。さらに仕事をするりと終わらせる。知らん人間が集まって内に篭る。それが喫茶店。

ギャバホイさんと漫才するために、新宿へ。
まぁ良かったんちゃうか。漫才ってこうやんのか?合ってんのか?まぁええか。
ユニットの人たちがたくさん出ていた。季節とともにライブの形は変わる。しかし景色は変わらない。居心地の良さよ。

誰にも知られたくはないが、黒汚物事件のことは知って欲しかった。役に立つニキ、立たないニキ。それぞれの想いをそれぞれのニキへ放てばいいのだが、戸惑う左腕第一先端。

俺みたいになるなよ。指先で送る地獄のメッセージ。


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