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日本機械学会技術ロードマップ委員会(2023年7月19日2023年度第2回ハイブリッドセミナー追記)

山崎美稀委員長時代(現在~2022年4月)

2022年度、山崎美稀委員長になり、技術ロードマップ委員会はさらにパワーアップした。Slackを立ち上げ、途切れることなく議論を進める環境が構築された。

日本機械学会技術ロードマップ委員会2023年度第2回ハイブリッドセミナー~持続可能な未来の実現のための技術ロードマップ~(2023年7月19日)

技術ロードマップから見る2030年の社会 第7回 機械力学・計測制御(2023年7月5日)

技術ロードマップから見る2030年の社会 第6回 エンジンシステム(2023年6月5日)

技術ロードマップから見る2030年の社会 第5回 熱工学(2023年5月5日)

技術ロードマップから見る2030年の社会 第4回 機械材料・材料加工(2023年4月5日)

日本機械学会技術ロードマップ委員会2023年度オンラインセミナー~持続可能な未来の実現のための技術ロードマップ~(2023年3月20日)

技術ロードマップから見る2030年の社会 第3回 計算力学・バイオエンジニアリング(2023年3月5日)

技術ロードマップから見る2030年の社会 第2回 バックキャスティングによる技術ロードマップ設計(2023年2月5日)

技術ロードマップから見る2030年の社会 第1回 「技術ロードマップから見る2030年の社会」のレビューの連載にあたって(2023年1月5日)

2022年度第2回ワークショップ(2022年12月23日)報告

2022年度年次大会技術ロードマップ委員会特別企画ワークショップ(2022.9.12)

本ワークショップは、日本機械学会22部門のうち、エネルギー関連部門から、2050年に向けたロードマップについて講演していただいた。
なお、私は別件と重なったため不参加だった。

2022年度第1回オンラインセミナー(2022.8.3)

日本機械学会の正式な報告書はこちら↓

COP15


開会の挨拶と技術ロードマップ委員会の活動紹介

「サーキュラーエコノミーに向けたロードマップ設計」

サーキュラーエコノミーに関する技術・政策動向

講演後のQ&Aでは、チャットで質問を受け付け、講演者が回答するという方式を採用した。参加者からは、ロードマップ作成活動を企業の事業戦略策定に落とし込むための方法、ロードマップ作成プロセスと結果の関係性、社内のロードマップを作成するための具体的な方法など、多岐にわたる質問が寄せられた。また、環境とエネルギーの相互補完的関係から、2050年に向けての再生エネルギー関連の材料のリサイクルの課題やビジネスのチャンスについて質問が寄せられ、電池や複合材料のリサイクル・リユースの取り組みについて議論が交わされた。

2022年度第1回ワークショップ(2022.7.1)

大富浩一委員長時代(2022年3月~2016年4月)

2016年度に新委員長に就任した大冨浩一先生が、「これからは2050年を考える時代だ」と宣言し、2030年は部門のロードマップ委員会中心とし、本委員会は、2050年の予測をメインに据えることにした。

東大の木下裕介先生、NISTEPの浦島さんを巻き込んで、精力的に活動を開始した。NISTEPと共催の「2050年を考えるワークショップ」は参加者から好評で「こんなおもしろいことなら、また参加したい」との声が相次いだ。

NISTEP主催の国際ワークショップも参加し、海外では政府直属の未来予測機関があり、未来予測が、如何に重要かを知ることができた。

技術ロードマップ委員会2017年度合宿

https://www.jsme.or.jp/innovationcenter/uploads/sites/6/2019/02/gassyuku_2017.pdf

ワークショップの様子

平澤茂樹委員長時代(2016年4月~?)

機素潤滑設計部門の輪番で「ロードマップ委員会委員」が回ってきた。
前任者はロードマップ委員会を欠席していて、引き継ぎなしで臨んだ。
出席すると、経済産業省の渡邉政嘉氏が副委員長に名を連ねている。

経済産業省でロードマップを作成するヒントを得るため、日本機械学会に期待しているとのことだった。

日本機械学会のロードマップも加味されて、プロジェクト「スーパーヒートポンプ」が採択された経緯があった。
その後、「3Dプリンタ」「自動運転」と、ロードマップ委員会がらみの大型プロジェクトが立ち上がっている。

当時は2030年までの技術ロードマップを過去の成長速度を外挿して描き、そこにエピソードを追記していく形だった。

矢部彰委員長時代(?~2006年4月)

矢部彰さんが委員会を設立して、2007年の日本機械学会誌で「ロードマップ特集」を組んでいる。

おわりに

日本機械学会ロードマップ委員会で2050年の未来社会を予測する作業は夢があって、何より楽しい。

私は現在、ロードマップ作成のディスカッションに2回参加し、ファシリテーターを1回経験した。

私一人でも進行を行える程度まで、経験を積んでいきたい




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