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22/7(ナナブンノニジュウニ)公式推奨カップリング(キャラ編)

先日卒業した白沢かなえ(かなえる)の今はなきツイート「好きな組み合わせ:丸山あかね&河野都」(うろ覚え、多分表記間違ってる)に触発されて。

あまりフォーカスされないのですが、22/7(ナナニジ)はセカンドシングルの表題曲に百合曲を据えるくらいの百合コンテンツでもあります。とりあえず『シャンプーの匂いがした』聞いてみてください。歌詞をよく読めば、先輩(女性)に恋心を抱く後輩の女の子がみえます。

センターの2人は「立川絢香×滝川みう」です。この組み合わせはアニメでもありましたし、最新シングル『僕は今夜、出て行く』の表紙でもクローズアップされましたね(あれは立川絢香×滝川みうや八神叶愛×桐生塔子とみせかけつつ、丸山あかね×立川絢香が重いのですが)。

ほかに百合曲と言えるほどの曲はなく、ナナニジはキャラと中の人とのリンクが比較的強いコンテンツということもあって、二次元コンテンツには珍しくエロやカップリングの話題は半タブー化しているところもあるのですが、元メンバーの海乃るりは百合好きを公言していましたし、高辻麗もそういうの好きな子でしたので、特にキャラに関してのカップリングについて妄想するのは、そんな遠慮することでもないのかなと。

卒業した先輩メンバーも多くなりますが、"公式推奨"カップリングから見ていきましょう。

滝川みう×斎藤ニコル

(扉を開ける前に、窓から様子を伺うことから斎藤ニコルが滝川みうを特別に気にかけていることがわかります。そしてみうが振り返った時のニコルの表情!つい一歩退いてしまいます。シドロモドロになりながら「斎…」とみう。こちらも意識し過ぎです。平静を装いニコルが去ったあと、みうは「よし!」と気合を入れます。)

(みうが熱心に読んでいるのはニコルのインタビュー記事。みうのためにダンスステップを披露するニコル。インタビューでは「見ている方に元気を与えられるパフォーマンスを考えてます」と答えているニコルだが、みうに「踊ってる時ってどんなことを考えてるの」と聞かれた答えは「自分のことだけよ」。アイドルとしてプロ意識の高いニコルなのでインタビューは外面で答えたのでしょうか。でも、誰のことと聞かれたわけでもないのに自分のことと答えるあたり、別にあなたのことなんて考えてないわというツンデレ解釈の余地があります。)

この2人のストーリーはTVアニメ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」でさらに詳しく見れます。『22/7計算中』「Season 3 #49 敬語厳禁 滝川みう&斎藤ニコル フレンドリーデート」は比較的最近の話ですね。


河野都×丸山あかね

(陽気な河野都とクールな丸山あかね。ファミレスで何を注文するかじっくり考えるあかねと注文ボタンを押してからすぐ決められるという都。ボタンをめぐる攻防、都のおふざけに付き合ってしまうあかね。都が頼むのは結局あかねと同じもので、急かしていたのにあかね依存というオチです。)

(一緒にクレーンゲームに興じる都とあかね。ファミレスにゲーセンにと仲が良いです。元々あかねは見ているだけの予定だったようですが、口出ししているうちに都のお金であかねがプレイすることに。損失を重ねること3000円近く、諦めてボヤく都をよそに、ムキになって優等生らしい理論を発揮するあかね。出口のところに引っ掛かった人形はあかねの言う通り店員さんに言えばとってもらえるところでしたが、今の二人の喜びを重視した都は台を揺らすちょっとした反則技に出て、人形をとって喜び合います。)

この一見性格真逆の二人の張り合いは、初期の『22/7計算中』でも見どころです。計算中ではここにさらに藤間桜が絡んでくるのですが。


立川絢香×戸田ジュン

(夜遅い電車で寝ている戸田ジュンを発見し、ほっぺをつつく立川絢香。目を開ける前に反対側に立ち背中を向けます。驚くジュンに顔を向けずポッキーいちごを差し出します。駅で降りようとするところを「戸田さん、好きな人いる?」と声をかけます。ジュンの視線が泳ぐのはこんなことを言われてちょっと意識しているから。「従姉妹のお姉さん」に対する反応は女性であることに対する反応でしょうか。「なーんちゃって」とからかい、ジュンは電車を降り逃す。とはいえ、からかいと、もう一駅一緒に電車に乗ろうというのは明白な好意です。)

(暑い夏の日、料理をするジュン、買い出しから帰てきた絢香、指示をしたのはジュン。つまり絢香が料理が下手そうなのは公式設定です。対するジュンは意外と家庭的。これみよがしにアイスを食べる絢香。ジュンのアイスはないフリをしておいて首筋に当てて驚かせます。これはどう見ても百合です。味はチョコミント。チョコレートはジュンの好物。一緒に枝豆を剥く二人。「夏らしいことしたいって、絢香言ってたじゃん?」何の気なしに言ったことを覚えていたのでしょう。つれない絢香に「枝豆嫌いだったりして?!」と焦るジュン。尽くすタイプです。さらに「ちゃ~んと、絢香の好きなトマトもあるよ〜」。絢香の「これが私の夏か」も意味深です。)

「あの日の彼女たち」以外での絡みは思い出せないです。誰か知っていたら教えてください。余談ですが筆者は中の人、宮瀬玲奈(佐倉初)と海乃るり(吉宮瑠織)が対になる存在だと最近気付きました。また今度書きます。


佐藤麗華×藤間桜

(「おはよう。桜」「おはよう。今日は早いね」という感じの仲。二人で腕を組み背中合わせになって柔軟運動。これまでで一番女の子同士の身体接触の大きい回です。桜が下になったままにも関わらず動きを止めて、リーダーの相談に乗る桜。「おばあちゃんになったら私こんな感じかなあ」と真面目すぎる麗華の思考を中断し、「今日だけじゃぞ」と言うのが優しさです)

(「グリコ」に興じる桜と麗華。自分との遊びより、明日のライブに気が向いてしまう麗華にムスッとする桜。じゃんけんで負けたほうが荷物を持つルールにより、ゴネつつ麗華の荷物を持つ桜。不意打ちで勝った桜は麗華の荷物を持ったまま「パイナップル」で駆け出します。「グリコ」を連呼し走る麗華。前回と合わせて、桜の自由さが如何に麗華のプレッシャーを軽減し、さりげなくリーダーを支えているかが描かれています。)

麗華の中の人、帆風千春(千春)もグループのリーダーを務めており、桜の中の人、天城サリーが比較的自由なポジションで彼女を支える役割を果たしていました。



ほかにも公式カップリングと呼べる組み合わせはいろいろあります。
TVアニメ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」で一番人気のカップリングといえば「みうさく」こと「滝川みう×藤間桜」でしょう。

『22/7計算中』では「佐藤麗華×滝川みう」の姉妹のような関係にも注目です。

百合という言葉は難しいですが、少し広めの意味では、ナナニジは百合コンテンツといえると思います。少なくともリコリコ程度には百合だと思いますよ。こういった温度の百合が好きな方は是非お見逃しなきようにしていただきたいです。

ここからは、公式百合に含めるのは広すぎないかと思いつつも、カップリングには違いないと思うものを挙げていきます。

計算中をよく見ていると、神木みかみが河野都にだけ当たりが強かったり、立川絢香が丸山あかねにだけなぜか当たりが強かったりすることに気付きます。「神木みかみ×河野都」のキャラはそれぞれ京都出身と大阪出身ですが、中の人は涼花萌(京都出身)と倉岡水巴(滋賀出身)と出身地が近く京都駅から新幹線でレッスンに通っていた初期の頃から仲がいいです。「立川絢香×丸山あかね」も中の人がそれぞれ宮瀬玲奈(福岡出身)と白沢かなえ(佐賀出身)の"九州コンビ"で仲が良いのです。バラエティなので激しく当たったほうがいいのですが、優しい子たちですから最初はリアルで仲のいい子にしか当たれなかったのでしょうね。佐藤麗華役帆風千春と滝川みう役西條和も同じ兵庫(神戸)出身なのでした。ほかにリアルメンバーの仲の良さが計算中に波及した例としては「藤間桜×神木みかみ」が挙げられます。LA出身金髪の桜と京都出身ピンク髪のみかみはビジュアル的にも華があります。「神木みかみ×立川絢香」はピンクとチョコレート色の組み合わせから"アポロコンビ"と呼ばれます。"コンビ"は立川絢香と宮瀬玲奈の口癖です。

計算中初期の活躍といえば、河野都、藤間桜、丸山あかねと先程述べましたが、「藤間桜×河野都」も忘れてはいけませんね。直近の丸山あかね卒業にはついに「丸山あかね×藤間桜」にスポットが当たり計算中で2人の旅行が組まれました。

最近の先輩後輩の絡みとしては、なんといっても「斎藤ニコル×八神叶愛」。"犬好き"×"狂犬"という組み合わせ。「藤間桜×八神叶愛」もあると思います。自称理解者「瀬良穂乃花×滝川みう」。姫と王子「立川絢香×氷室みず姫」中の人は二人共福岡出身です。先輩大好き後輩「丸山あかね×織原純佳」。少し絡みのあった「神木みかみ×一之瀬蛍」「斎藤ニコル×西浦そら」はどうなるのでしょう?

曇り空の向こうは晴れているのアニメMVの主演は「八神叶愛×西浦そら」ですね。

「あの日の彼女たち」のような新メンバーの新アニメが欲しいという声はあると思いますが、せっかく初期キャラクターと同じ人数なので、新メンバー8人、一之瀬蛍、織原純佳、桐生塔子、瀬良穂乃花、永峰楓、西浦そら、氷室みず姫、八神叶愛のカップリングも今後大いに盛り上がって欲しいと思うところです。


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