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MTBの安心テクニック・降車技術を磨こう

マウンテンバイクは「降車」が思い通りできるようになると「転倒」が減らせます。「降車」とは技術になります。自らが身に着ける必要があるので、磨いてみよう。


マウンテンバイクにも普通にリスクがあるから

マウンテンバイクで山の小道を思い通り走ることとはリスクへの挑戦だったりもします。

MTBで「リスク」って言うとちょっぴり危険なイメージ(スリルとかに狂いがちな行為)が強調になりがちですが、そうじゃなくても普通に走っていてもリスクを伴うのはスポーツとしての基本ですね。MTBはそのリスクをたのしんでいるとも言えます。

言い換えると「不確実」への興味がたのしかったりもします。逆を言えば「確実」なら、それは普通のサイクリングになるのでMTBじゃなくても事が足りることになる。自らが好き好んで山の中の込み入った小道を「思い通り走りたい」と思う時の行為は、「トライアンドエラー」なんだなと思い起こしました。

「思い通りに走る」の、「思い」とは「あそこをこう走りたい」という憧れを巡らせ、それにトライする。そして思い通りでなければエラーとなる。その繰り返しを経て思い通りに走れた時の達成感はマウンテンバイクで山の小道を走る時の醍醐味だったりもします。リスクはあるものの、危険をたのしんでいるわけでもない。

そう言う意味で、MTBはリスクを犯していると言うよりは、あえて「トライアンドエラー」を好き好んでたのしんでいる遊びなんだなとも思う。

いずれにしても、リスクを危険にするも安全にするもライダーの腕前次第とも言えるのはMTBの基本なので、まずはじめに、MTB安心テクニックとして降車技術を磨いてみてはいかがでしょうか、という内容です。

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