「ホップ」と「アップ」のハイレベルな違い探し。
さて、どちらが“フロントホップ”で、どちらが“フロントアップ”でしょうか。 練習の成果に、自身の身体に聞いてみて答え合わせをおたのしみください。
ちなみに明確な境界線がないのは、「地球」と「宇宙」の境目みたいなものですが、片方を言葉で説明すると、受け取る側が区切ってしまいがちですね。...

先日の答え合わせ：ホップとアップのハイレベル違い探し。
ホップは、前輪をとりあえず浮かせたい時や直ぐに着地させたい時に主に使います。
アップは、前輪を高く上げたい時や低速でも長く浮かせたい時に主に使います。
目的に応じて使い分けています。
それぞれの基準はグリーンラインで、それに対しての位置関係の違いになります。
可動範囲で姿勢変化をし体重移動で重心操作。というタネの基、その結果、トリックがメイクできます。
基礎テクニックをぜひスキルアップしてみてください。

先日の答え合わせをしたフロントホップとフロントアップの違いを理解できた方は、ホッピング（両輪でホップ）がこちらの部類に分類されることが理解できるかと思います。
なので、バニーホップ（両輪を浮かすトリック）は、あちらに分類されます。
ホッピング：グリーンラインより前方で処理される。
バニーホップ：グリーンラインより後方から処理される。
いずれも、可動範囲で姿勢変化をし体重移動で重心操作。というタネの基、その結果、トリックがメイクできます。
トリックっていうと、なんか見せかけ的な感じになりますが、思い通りに走れるライダーのスキルのことですね。
思い通りに走れるとは、みなさんにとって言い換えると、安全走行がしたいと思った時に思い通り走れる事で役立っていますよね。
基礎テクニックをぜひスキルアップしてみてください。

バニーホップとは違う重心操作がホッピング分類のこちらのやつが、バニーホップとして混同されているので、呼び分けをするならば、こっちは「ホッピングバニー」って呼ぼうかなあ、と。
一緒くたんにしてしまうと、バニーホップ（を頑張って会得した方）が可哀想なので、レクチャーの時くらいは呼び分けてあげてバニーホップの地位を守ってあげたい気持ちもね。
その違い、ロードバイク乗りに向かって「競輪選手ですよね？」みたなのと同じ感じかな。
とくに高さを必要としなければ、ホッピングバニーの方が実用的なので、ぜひ身につけたいトリックですね。
シクロのシケインは、ホッピングバニーで十分だと思います（わざわざバニーホップする無駄なエネルギー消費しなくてもいいし）
ホッピングバニーに補助するビンディングでの引き上げ式の方の呼び分けは、「ホッピングバニー・プラス」かなぁ、ちょっとカッコ良すぎるかな。

ホッピングバニーとホッピングとバニーホップって、通常の再生速度で見てみると、たしかに素人では見分けがつかないかもしれませんねぇ。
そしてやり慣れた人ほど無意識君によって、その違いを説明できないのも玄人的にあるのかもねぇ。
ホッピングバニーはホッピングとバニーホップの間に、成長過程の中間的位置付けとしてのステップでもあると思うので、バニーホップを目指す方の中間目標にするといいと思います。
だから、あれだな、取り組んでいてバニーホップができないんじゃなくって、ホッピングバニーができていないのかもしれないから、そっちを先に片付けるといいのかも。（いずれも基礎テクニックができる前提の話ですけど）