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プロ野球の審判ファン文系SEの転職活動

面接&面接だった12~1月

転職活動についてまとめておきたかったのでヘッダーが餃子ではありますが書きます。2月はプロ野球のキャンプを観に沖縄と宮崎、ダブルで移動して球春を楽しんできました。沖縄は野球を全く知らない友達を巻き込み推しぴ(白井さん)を観に行き観光して、宮崎では宮崎にいながら広島焼のお店・「かたおか」さんで餃子を食べながら野球談議に花を咲かせていました。

餃子通販で買わなきゃ…。

12月に入って突然「だめだ今のままじゃ。転職だ!転職するぞ!」と、思い立ちまして、リクナビNEXTに登録して転職活動をスタートさせました。

転職しようと決意した理由でやはり賃金が安くてもっと待遇がいいところに行きたいというところももちろんあったのですが、一番は3年間検証業務をしながらPythonを勉強してローカル環境ながらも(転職を決意した当時は)WEBアプリを作成するところまでコードを書けるようになって、もっと勉強したいし開発業務に携わってみたいという思いが強かったので、言語は問わず、自社開発でもSESでも開発工程に携われる会社を中心に応募しました。

開発未経験での転職活動は難しいかなと思い、リクルートのメンターの言う通りに10社程応募したら7社通り、そのうち6社と面接になり12月後半から毎日面接しているんじゃないかってくらい面接していました。

5社内定を頂き、女性のSEは業界でも人数が少ないので引く手あまただ、という話を昨年ちらっと聞いていたのですが、まさかここまで通るとは思ってもいませんでした。最後に面接を受けた会社の面接で、正直面接し過ぎて面接飽きしていたのもあって、「PythonのFlaskというWEBアプリケーションフレームワークを使ってWEBアプリ作りました!」と話すと、初めてここで「どんなアプリですか?」と、アプリの仕組みではなくアプリそのものが何なのかを聞かれたので、正直審判のアプリとか本当のこと言ったら落とされんじゃないかと思ったのですがそこは迷わず、「プロ野球の審判の出場記録を集計するアプリです!」と答えました。沈黙のあと、

「すみません、プロ野球の審判のファンっていう印象が強すぎてあとの話があまり頭に入ってきませんでした…なんで審判なんですか!?」

と、審判ファンになった理由を聞かれて、なんか和気あいあいとした雰囲気になったので(?)これはおこがましいんですけどこの段階でこれは内定もらえるなと思いました。結果、内定が出たのでここにしますとなりました。

ポートフォリオとしてのプロ野球審判出場記録アプリ

3月から入社に合わせて、SES企業なので企業面談が2月に入ってから始まり、検証業務をしていたとはいえ既存のアプリの検証が中心でどちらかといえばデバッカー的な要素が強かったので最初はテストからという話でしたが1社断られ、検証SEとしての技量もいまいちで開発未経験だしどうなってしまうんだ…と、転職活動よりも心配になってきたところで2社目の面談が始まる前に、担当営業さんから「最初はテスト中心の業務だけど開発もしてもらいたい、という案件なのでプログラミング言語スキルのアピールポイントを期間短いですが(4日)まとめてください!」と言われ、これは本気でやらないとやばいなとなりました。

今まで「プロ野球審判出場記録アプリを作りました!)ドヤ…」と言ってきましたが、ローカルでしか動かないのであれば意味がないのです。4日後に面談する企業様に見せることができません。この短時間の間になんとしてもデプロイさせる必要があるなと。そしてそれがこのやけっぱちで書いたnoteにつながるわけです。

面談で実際に動いているところを見てもらったところ、「審判……!?」と絶句されつつ()「VPS借りて一から作ったんですか?」「元データはどうやって取得しているんですか?」とたくさん質問もいただき、即日で常駐先が決まりました。正直、経歴だけだと微妙かなと思ったのですがあのポートフォリオで評価が180度変わりました、と言ってもらえた、と後に担当営業さんから聞いて開発未経験のSEはちゃんとしたポートフォリオを用意しておいた方が絶対有利だなと実感しました。転職活動でもポートフォリオがあればもっと有意義に進められたのかもしれません。

めちゃくちゃきつい作業でしたが締め切りがないと動かない性格ではあるのでこれが無かったらそのうち~となっていたのできつかったのですがよかったです…。実はこのような背景がありました。3月から新しい会社で右も左も分からないところではありますが、早く慣れて開発業務に一日でも早く携われるように勉強しがてらこのプロ野球審判出場記録アプリをより良いものに改造していきたいです。






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