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【ゲームシナリオサンプル】アイドルたちの日常

シナリオのお仕事のためのサンプルを作りました。
過去の実績・連絡先はこちらです。

〇コンセプト

アイドル育成ソーシャルゲームのサブシナリオを想定し、1500文字程度(1300文字)のシナリオとプロットを作りました。
主人公は現在のトレンドに則って性別を想定しないことに気を付けました。

〇登場人物

※今回はサンプルのためざっと設定しました。
人物設定のお仕事の場合、更に深く設定を練らせて頂きます。

主人公…
性別変更可能。
アイドル事務所の新米マネージャーで、家庭の事情で高校卒業後すぐに就職した。
中性的(優しい男性/少年的な女性)な話し方をする。
ツッコミ役に回ることが多い。

アリス…
元気キャラ。高校二年生。
リーダー的存在でメンバーのみんなを盛り上げる。
甘いものが大好きで、少し能天気なところがある。
感覚派で、勉強以外はなんとなくで何でもできてしまう。

イズミ…
優等生キャラ。高校一年生。
暴走しがちなアリスを主人公と二人で止める。
自身も暴走したら歯止めが効かないタイプ。
勉強が得意で、既に高校三年生までの予習を終えている。

〇プロット

アリスとイズミはライブに向けてレッスンを行っている。
レッスンの休憩中、雑談を始める。
おやつを食べようと提案するアリスに、イズミは拒否。
しっかり者のイズミは、アリスに休憩時間を使って勉強をしてはどうかと聞く。
アリスは宿題をやっていないことがバレ、イズミに手伝ってもらうことになる。

 見どころ
  ・アリスの甘え上手感 
  ・イズミのツンデレ。少し百合っぽさを出す
  ・主人公の優しさ

〇シナリオ

アリス:
ワン、ツー、スリー、フォー……はぁ、はぁ、はぁ

主人公:

二人ともお疲れ様、少し休憩にしよう

アリス:
わーい、休憩だーっ♪
イズミちゃん、おやつ食べようよ~

アリス:
何がいいかな~……えーっとえーっとぉ
プリンにクッキーに~、ケーキなんかもいいよね!

イズミ:
アリスさん、休憩の度におやつを食べていたら
すぐに太ってしまいますよ

アリス:
え~っ
じゃあおやつ抜きなの~?

イズミ:
当然です。私たちはアイドルなんですから
体型の管理は必須事項です

アリス:
ガーン……! そ、そんなぁ~

イズミ:
そんなことより、折角の休憩時間ですし
勉強をするのはどうですか?

アリス:
えぇ~? 
勉強なんて家ですればいいじゃん…

イズミ:
そんなことを言って、
家に帰っても勉強なんてせずに

イズミ:
アイドルの動画を観たり
レッスンで納得いかなかった所を復習したりして

イズミ:
翌朝「宿題忘れちゃいました~」とか言って
廊下に立たされていたりするんじゃありませんか?

イズミ:
それで、廊下でうつらうつらと眠りこけて
バケツまで持たされて……

アリス:
ぎくーーーっ!

イズミ:
やっぱり図星ですか

アリス:
そ、そんなこと全然ないよ!
いい、イズミちゃんの予想でも外れることがあるんだね~

イズミ:
どの辺が外れていたんですか?
後学のために教えてくれると嬉しいのですが

アリス:
私、バケツなんて持たされてなかったよ!!!

イズミ:
………………そうですか

アリス:
イズミちゃん!?
何でそんな目をするの……!?

イズミ:
とにかく、私たち学生の本分は勉強です
それを疎かにしてはアイドル失格です!

アリス:
ガーーーーーーン!!

アリス:
アイドル失格なんてダメだよ…
絶対にダメ! 私、今からすぐに宿題する!!

主人公

<選択肢>
選択肢1:

アリスはアイドルのことになると真剣だね

選択肢2:

イズミは本当にアリスの扱いを心得てるね

<共通ルート>

アリス:
<主人公>さん、私やっちゃうからね!

SE:ガサゴソ

アリス:
ってダメだ~~……
ぜんっぜんわかんないよぉ~~

イズミ:
普段から勉強をしていないからそうなるんです

アリス:
ぐぬぬぬぬぬぅ~~~
うわぁーーーっやっぱりだめだ~~~

アリス:
どうして数学って何でこんなに難しいのぉ~!?

イズミ:
全く、見てられません
ここはこういう風にするんです

アリス:
イ、イズミちゃん……
一年生なのに二年生の数学がわかるの!?

イズミ:
当然です。アイドルをする時間を確保するため
事務所に入る一年前に三年分の予習をしましたから

アリス:
す、すご~~~~い
イズミちゃんってすっごい努力家なんだね!

アリス:
私、イズミちゃんみたいなすごい子と一緒に
アイドルやれて、とっても嬉しいな♪

イズミ:
い、いきなり何ですか……
ほ、褒めても何も出ませんから!

アリス:
えっ!?
何か欲しいから言った訳じゃないよ?

アリス:
イズミちゃんは私より年下だけど、

アリス:
私にはないものをいっぱい持ってて
ほんっとにすごいな~って思ったんだ!

イズミ:
そ、それは
あなたが情けなすぎるだけです!

アリス:
そうだよね~。まだまだ頑張らなきゃ!
ねぇねぇ、こことここも教えて~

イズミ:
し、仕方ありませんね……

主人公:
二人が仲が良くてなんだか羨ましいよ
でも、休憩時間はここで終わり。レッスン再開するよ!

アリス:
そ、そんな~!

イズミ:
安心してください、アリスさん
レッスンが終わったらじっくり勉強しましょう

アリス:
イ、イズミちゃん……?
なんだか目が怖いんだけど……。

イズミ:
アリスさんは教え甲斐がありそうですし
……うふふ♪

イズミ:
<主人公>さんも、勉強がしたくなったら
いつでも私に相談してくださいね♪


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