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五十の手習い、その道険し。

テキスト
しつこく英語の勉強を続けています。前回、英語学習のために選んだ本は、ピアソン・イングリッシュ・リーダーズ(旧名:ペンギンリーダーズ)レベル7ジョージ・オーウェルの「1984」でした。単純に物語のストーリーに惹かれて、身の程知らずで一番レベルが高い7を選んでしまいました。程なく膨大かつ難解な英単語に激しく後悔を覚えました。

未だ基礎構文がぼんやりしているので、予想通り苦戦。知らない単語が多すぎて苦戦。さらに記憶力がないので、同じ単語も何度も繰り返し調べています。
困ったことに毎度毎度、一つ前のChapterの内容を忘れてしまうので、物語がぶつ切れになり苦戦。「この人誰?」「何があったの?」「あれれ?」と物語が進みません。やけくそで私の想像で補うので、あらぬ方向へと物語が創作されます。時々本当のストーリーが分からなくなります。

行きがかりで私を教えることになった先生は、夏バテか私のデキが悪すぎるのか。「黒豆」のようにしぼんで見えました。聞くと2キロ近く痩せてしまったらしい・・・

Penguin Readers Level 7: Nineteen Eighty-Four 

翻訳本
すったもんだ時間がかかりましたが、なんとか最後のページに辿り着きました。めでたく英語教室はしばらくの夏休みとなりました。その間に先生は翻訳版「1984」を購入し読破したらしいです。翻訳版の分厚い文庫本を手渡されました。

一九八四年〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

どうやら英語のテキストは、かなり優しくかいつまんだ内容にしているようでした。テキストでは理解できなかった背景が描かれていました。「ものすごく手心を加えられていたのだな。」やはり英語の勉強は甘くないぜ。

基本のお勉強
今年度の基本方針に従い「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」で基礎構文、「ラジオ英会話」でヒアリングをを学習するために、番組視聴は続けていますが、なんせ記憶力が壊滅的なので、悲しいぐらい身についていません。

先生は「大西くんの教え方は、よくない!」と悪口を言い出す始末です。どうやらテキストを購入して研究したらしいです。でも試聴しないより、したほうがいいということで継続しています。

新しいテキスト
英語を学ぶ最終目標は子どもの頃読んだ児童文学の原書を読むことです。
「あしながおじさん」「赤毛のアン」「長靴下のピッピ」「ふたりのロッテ」いずれも英文学の古典なので、まだまだ読みづらいと思います。
新しい英文購読のテキストは英語が分かり易いと聞いたので、ミステリーの女王アガサ・クリスティの彼女の本から選ぶことにしました。候補として以下の5冊をピックアップしました。

「そして誰もいなくなった」翻訳本を読んだことがあり、犯人を知っている。
「オリエント急行殺人事件」映画を見たから犯人を知っている。
「ABC殺人事件」読んだことがないけど名作
「アクロイド殺し」ドラマ化されていたから犯人は知っている。
「ナイル殺人事件」昔映画を見たけど、すっかり忘れている。

先を知りたい好奇心を刺激するなら、犯人を知らないほうがいいです。しかし英語力のなさをカバーするには、本当は物語を把握していたほうがいい・・・悩みに悩んで、これに決めました↓

アガサ・クリスティのナイルに死す (ラダーシリーズ レベル4)

もし困ったら映画を見て物語を把握すればいいのです。先生的には、もう少しレベルを上げるべきだという意見でしたが、ラダーシリーズの本レベル4(中学で学習する単語約1000語+使用頻度の高い単語約1000語)に決めました。意外と薄いので、かなりのダイジェスト版だと思います。読み進めて行くうちに物語の記憶が蘇ればいいのですが。

さあて少しずつ読み進めていきましょう。

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