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成果主義ってどう?

成果主義と言われていたが、今や成果主義は失敗と言われている側面もあり、一体何が正しいのかわからない世の中だと思います。

そもそも、成果主義とは、社員の成果を基準として人事評価を行い、報酬や人事に反映する方法で、キャリアや経験などによって評価が固定されるのではなく、目標やその達成度を重視して人事評価を行うとされています。

基本的に、毎年の目標に向けて、また新たな創造から、何らかの成果を出したいって思う人が、病院で勤務している人でどれくらいいるのだろうか?

私が今まで医療業界で過ごしてきた時間の中で、上司や先輩、同僚が目標に向けて、考えながらさまざまことに取り組んで成果を上げようと努力してきた人は残念ながら数人です。
その他の方々は、日々の業務が平和に安全に終わればいいという雰囲気を醸し出していたと感じています。

だから、ずいぶん前に「成果主義」が導入されてきたが、はっきり言って意味のないもののような気がします。
評価する側の上司が、「A」とか「優」のような上位10%程度の評価を、順番に付けるといった適当なことをしていると、誰もやる気が起こるわけありません。
むしろ、やる気を削ぐような行動です。

成果主義を否定する訳でもないのですが、導入する前に職場環境を少しでも改善した上で導入すべきかと思っています。
カタチだけ先行しても、結局のところ意味を持たない評価になり、人の成長も予想を下回る結果になるのではと。

しかし、こういった環境の中でも、やる人はやるんですよね。
評価する側の上司が、「A」とか「優」のような上位10%程度の評価を付けざるを得ない状況にしていくということをされます。
凄いことです。
こういった人ばかりじゃないから、やる気を生み出す職場環境にしていくことは大切なことだと考えます。


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