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ずうとるび、復活っていったって知らない世代が多いと思う話

どうです?知ってましたか、ずうとるび。
もちろんあの偉大なビートルズが由来になったアイドルグループ。

それも昭和のアイドルグループのハシリと言っていい存在。
ここでいちいちメンバー紹介なんてしないけど、知ってる人は知っている
けっこう人気のあったグループでしたね。

なんでもテレビのバラエティ番組から派生したグループだけど
当時はアイドルグループという存在自体が珍しく、庶民的な雰囲気も
人気の要因だったのかも知れないね?

その、ずうとるびが何をとち狂ったのか復活して活動を始めたのだ。
きっと、いやたぶん、おそらくなんだが、テレビのチラリ見で
ステージの背景に温浴施設のような垂れ幕があった気がするのだ。

そっから導き出される解答は、誰しもが想像できるあの答え。

そう!スーパー銭湯のアイドルグループ。

たぶん、きっと、おそらく、スーパー銭湯のオバチャン狙いの
復活劇ではないだろうか!

そして、あわよくばNHKの紅白歌合戦に出場するのが目的なのでは?
と言うことは、だ。
そこから推測できる答えは一つしか無い。

そう!

彼らは、NHKの・・・。

視聴料金未納者なのに違いない!

って、そんなアホなことで復活なんかするもんかい!
という山田たかおクンのツッコミが聞こえてくる・・・気がする。

38年ぶりの復活というが、今回の報道で改めて思ったのが
あの俳優の新井康弘さんも、ずうとるびのメンバーだったのね?
知らんかったな。もっともずうとるびのメンバーで知ってるの
山田たかおクンだけを認識してたくらい知識が無いのだ。

38年前といえば、一番アブラがのりきって仕事で活躍していた頃だが
今じゃ額(ひたい)に脂(アブラ)がのりきり、あぶらとり紙が
大活躍しているのだ。

そんなことはどうでもいいのだが、復活期間は最低でも一年間なんですと。
それって、売れなかったらまた活動停止にする伏線だろうけど、どうだろ?
1年も持つのかなぁ?

だって、キレッキレのダンスができるわけじゃナシ、歌唱力がバツグンって
わけでもないもんね?どっちかっていえば見てるほうが気をつかわない?
血管キレて倒れるんじゃ、とか声はりすぎて呼吸困難になるんかも?とか
足がもつれてこっちに落っこちてこないか?とか、いろいろね。

メンバーも62才と63才だから、還暦すぎてるのよ!

ま、楽しみにして一年間限定の応援しましょ!

実はメンバーの山田たかおクンは、17才の時に貯めたお金で中古住宅を買ったのよ。13坪の面積だったけど。確か奥さんの実家の近くと言ってた気がするのだが、その後も少しづつ土地を買い増ししてとうとう70坪くらいの広さまでゲットしたのよ、ね。すごく堅実な性格なのです、見た目と違って。

最近の消息は知らなかったけど(笑点でみかけるくらいで)近くに別の物件ゲットして2棟目の賃貸マンションを建てたんだって。そうそう1棟目は最初の土地に建ててたから、2棟合わせて70坪なのかな?テレビでも言ってた。

空き部屋が出ても「あの笑点の山田クンの物件です!」っていうキャッチコピーで、すぐに空室が埋まるんですと!笑 ちゃっかりしてるでしょ?

彼が言ってたことを思い出したが、下町になるんだけど交通の便や買い物の便利が良いんだと言ってたな。その頃にはもう笑点ぐらいしか仕事無かったように見えたけど、結婚式の司会とかイベントの司会なんかしてた記憶があるね。

親しそうに山田クンなんて呼んでしまったが、彼とは同じスポーツクラブで一緒に汗を流しただけの関係なのだ。それもラケットボールとサウナでだ。

彼からはサウナやロッカールームで会うと、しょっちゅうゴルフに誘われたのだが、まだゴルフをやるには年齢も若く敷居が高かった私は、いつも曖昧に断っていたのだが、彼が「河川敷のコースだから気軽においでよ!」って言ってたのは、どうやら本当だったようね。堅実さをみると。

とても気さくで芸能人ぶらないいい人、だった。
ほかにもたくさんの著名人が出入りしていたのだが、バブルの絶頂期にオープンした豪華な施設と著名人メンバーの数がアピールポイントの高級スポーツクラブだった。

もちろん、私たちは分割払いのローンを組んで入会したのですよ、その頃はまだビンボーだったから。(いまもたいして変わらんけど)

そこで著名人と一緒に食べたり飲んだり、汗を流したりしているうちに
彼らの価値観や人生観、お金の使い方を観察するうちに(観察得意だから)

自分らしく、堂々と生きていく大切さを学んだわけです。
その豪華な施設は支払った以上の数え切れない教訓を私たちにくれたのだ。

Xmasやオープン○周年といった、イベントのたびにやって来るN嶋S雄さんいつも優勝に絡んでいるプロゴルファーのO兄弟、作詞家の大御所K内さん
大ヒットアニメの主題歌でも有名な俳優のSさん、落語家のT師匠などなど錚々たるメンバーがいたんですよ。

その彼らが引き連れてくる人たちもそうだったけど、30過ぎの私たちには眩しい存在で、混ざり込んでいるうちに少しづつ慣れてくるのに気づくのだ。
そして自分のステージを上げたかも知れないと自信をつけたのだ。

それほど影響を与えてくれたその施設は、マンションを購入した私たちが
休会して引っ越した一年後には、バブル崩壊の余波に耐えきれずにとうとう倒産してしまった。

それから10年くらいだったか、近くに用事で出かけたときに立ち寄ってみたことがある。車の中から眺めたその先には、当時の豪華な施設は跡形も無く消え失せており、かわりにマンションが建っていた。

自分たちの思い出までが幻だったような気がしてきて、とても寂しい思いで現地を後にした。

驕るもの久しからず。
・・・違うか!
栄枯盛衰は世の習い。
うん、こっちだな。

あの元気だったN嶋さんを、テレビで見かけるたびに思い出すのだ。
あの豪華な施設で、精一杯背伸びして、大人の仲間入りをしようとしていたあの頃のことを思い出すのだ。

いつもヘアバンドにサンダル履きで薄めのサングラスをかけた姿の、落語家T師匠が亡くなった知らせには、サウナでテレビを見ながら語っていたあの話を思い出した。

「あいつは、ろくなもんじゃぁねぇぜ!おれの弟子にしてくれって言うからしてやったけど、襲名の金よこせって言うのに、いくら言ってもあのやろう持って来やしねぇ。だからタケシに言ってやったんだよ、こんど、金持ってこなきゃ破門だっつってな!」

まるで爺さんが、孫の自慢でもするような口ぶりで、テレビにタケちゃんが映るたびに語っていたのだが、今では私が、タケちゃんの姿をテレビで見かけるたびに、T師匠のことを思い出しているのだ。

元気だったN嶋さんも満足に歩くことが叶わず
洒落っ気のあるT師匠も、すでにこの世にいない。

いっぽう山田クンは復活したのだ!

山田たかおクン、残された日を燃焼し尽くしてくだされ!
あんまり応援してこなかったけど、反省してるから許してちょん!

これからは、ずうとるび、応援するからさ!

ってことで 今日の のほほん。

では!




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