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【本】Always hungry?空腹解消ダイエット(デヴィッド・ラドウィグ)

『伊集院光とらじおと』のお仕事で、ハーバード大学の医学博士が監修した『Always Hungry?空腹解消ダイエット』という本を読んだ。(12/17放送 radikoタイムフリーで聴けます)

ダイエット本を読んだのは初めてだったので、忘れないうちに印象的だった所を書き残しておこうと思う。


前半は、博士が研究してきた最先端のダイエット理論の解説で大変興味深い。

そして肥満大国と化したアメリカが推し進めてきた “カロリー制限や低脂肪を謳ったダイエット” がいかに間違っているかも書いてある。

引用する論文や実験の数が膨大で、とにかく執拗に書いてあった。カロリー制限に親でも殺されたんかと思った。

あとは出てくる食品の例えが “シナモンロール” や “ミルクシェーキ” で、アメリカの風を感じた。

ダイエットの失敗談として元々120キロだった人がリバウンドで160キロになったという桁外れな話が書いてあったが、そんな奇跡体験レベルの話されても、と思った。

「フランス人やイタリア人や日本人はいつも美味しい物を食べているのになぜアメリカ人より肥満率が低いんだ」と嘆いていたが、ダイエットとか理論以前に「お前らみたいにハンバーガーやコーラやバケツに入ったアイスクリームを食べないからな」と思った。(完全に映画やドラマのイメージ)

「日本人は納豆という素晴らしい発酵食品を好むが、とても臭いため外国人向けのレストランなどでは出してくれない」的な、まるで我々が納豆を隠し持っているかのような文があっておもろかった。

ところで、こういう学術的な本には“マウスを使った実験”が必ず出てくるが、マウスってそんなに人間と構造一緒なのか?といつも思う。

ついでにアメリカ人と日本人もかなり構造違うんじゃないか?とも思う。外国人観光客は冬でも半袖だ。あの人達と同じ構造とはとても思えない。

後半はダイエット方法が具体的に書いてある。フェーズ1〜3までに分けて食べて良い物が全部書いてあり、レシピも載っている。レシピを見て思っ事は、「レンズ豆」って何?という事だった。

印象的だったのはダイエット開始一週間前からの行動予定が組んであった事だ。内容は「キッチンを大掃除しよう」とか「良い包丁を買おう」とかそういう事だが、それって実はかなり大事な気がした。

僕もランニングを始めようと思い立った時期があり、まず最初にシューズを買った。シューズ買っちゃうと走るのが楽しくなるので買って良かったと思った。

そしてそのあと足首を捻挫してやめた。

そして各所にこのダイエットを実践して成功した人の話が散りばめられている。

そのうちの1つに、「今までの僕なら、空腹になったらドリトスにたっぷりのチェダーチーズを付けて頬張り、特大のドクターペッパーで流し込んでいたところだが…今は違う!」という話があった。

そら太るわ。




コーヒーが飲みたいです。