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じっかのはなし

2021-2022シーズンが終わった。今季も推しと推しの所属するチームを追いかけ日本全国津々浦々ストイック遠征ツアーをしたシーズンだった。
来シーズンもこのチームを応援したい、本気でそう思っているけどそれは叶わない。
今季のホーム…1シーズンだけではあれど、実家とも呼べるくらい大きなその存在は、解散してしまうのだ。

以下個推しファンから見た上記実家の話です。
前後を書くのもちょっと、いやだいぶしんどいので、がーっとまとめて書いたものを載せておきます。

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たった1シーズン
されど1シーズン

応援できて幸せでした。

夜勤明けで鬼寝不足のまま無茶して行ったり
仕事終わらせてから後半しか観れないこと
を承知で200km車走らせたり。
きっと今シーズンのアレイオンズでなければ
ここまでして観に行くこともなかったでしょう。

私は自分が観に行けば勝つみたいな属性ではないらしく、前半戦のほとんどの負け試合を現地で観ていました。
歯車が上手く噛み合わなくてもがいているところも、逆に全てが回り始めて「らしい」展開で走っていったところも。
負けたあとの悔しそうな表情も、勝った時の晴れやかな笑顔も、陰ながら見ておりました。

私事なんだけども、シーズン途中、ちょうど岩手戦の直後に異動があって。それまで三交代で夜勤もやりつつ、でもある程度替えのきく、休みには(今よりは)融通がきく働き方から自分がなんとかして支えなければならない働き方に変わりました。謎に4年目の自分が、そこの部署(異動先は別事業所に立ち上げる同部署)に関わって1番長かったり。環境の変化も、自分がやるべき事の変化も大きく割と精神的に結構しんどかったんですよね。
それでも週末に試合があると思えば頑張れた。
試合の日を指折り数えて待ちわびて。

私が好きな選手が今シーズンこのチームに加入する、とリリースが出た時は喜び・安堵とともに同じくらい不安もありました。数日後に今季限りでの活動終了がアナウンスされてそれはより大きくなって。岡山での開幕戦も行く予定でいたけど残念ながらなくなってしまって。でも待ち続けたホーム開幕戦を見に行って、それは全て杞憂だったなと。星は黒く塗られはしたけれど。同時に自分が後悔しないようにできる限り見に行く、撮るんだと決めてからあっという間で。

本当に全部昨日のことみたい。

私は愛知在住な訳でもなければ、ずっと昔から応援している訳でもなく、もちろん関係者でもないです。今までの長い歴史もテキストでしか知らないです。ここに長文を並べる行為そのものがとても烏滸がましいものだとは分かっていますが今回ばかりはどうか許してください。

もっと観に行きたかったし、もっと撮りたかった。

後悔しないように、と思っていても私は私が思うよりもずっとこの魅力溢れるチームの虜になっていたようです。

今季のアイシンアレイオンズが大好きでした。

アレイオンズというチームを追いかけたこのシーズンは生涯忘れたくないなと思っていますし、このチームが繋いでくれた縁が本当に多くて「会うは別れの初め」なんて言うけれどその逆もまたあるんだなあと。
このチームに出逢えた自分の運と縁の強さを誇りに思います。そういうところは恵まれている自信があるので。

選手はもちろんスタッフの皆さんもここから先どんな道に進むんだとしても、その道の先が幸せに満ちていることを願っています。またどこかで会えたら嬉しいな。

いい時も悪い時も応援させてくれてありがとう。
またいつか、どこかできっと。


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