負ける練習

勝つのと負けるのどっちが好きですか?

いやいや、そんなもん質問になってへんやろ!!

という声が聞こえてくる気がします。

常勝軍団を作るにはどうしたら良いんでしょうか?

少しでも勝つハードルを下げるというのもいいかもしれません、そもそも価値の定義をユルユルにしてしまう。

けど、そんな事したら勝つ事自体に飽きてしまうかもしれません。

あまりにも簡単にクリア出来るゲームはすぐに飽きちゃうものです。本当かどうかは分からないですが、Googleの営業さんは製品が強過ぎるあまりに、何もしないでもモノが売れてしまうため、刺激を求めて転職してしまうそうです。

仮に本当だとしたら、至極羨ましい話ではあるのですが、本人にとってみたら大問題なんでしょう……。

さて、話を戻して。勝つか負けるかどっちが好きですか?という質問に、即答で負け!なんて言う人は殆どいないでしょう。

でも、ビジネスの世界では勝ち負けが常に存在します。企画、開発、営業、それぞれの分野でそれぞれの勝ち負けが恒常的にありますよね?

僕は、1つだけ仕事をする上で心がけていることがあります。自分がマネジメントしないといけない時も、プレイヤーである時もそうです。それは、本当に頭おかしく聞こえるんですが、負けるハードルを下げる事です。逆に言うと勝つためのハードルを上げ過ぎることでもあります。

クオリティが問われる仕事では、減点法で仕事します。部下は加点法で見るのですが、自分の仕事は減点法です。実は、誤字だらけのこんなノートでもその縛りの中にあります。一気に書ききって投稿して、後から凹むという循環を繰り返しています。

人に届ける文章なんだから、もっと推敲せえよ!
いや、ごもっともです。でも、そうやって早く出すことにピンを止めて、失敗があるのも分かってて出すのは訓練でもあります。負けがこんでも、自分を見失わないようにするための。

僕らは皆、バイオリズムの中で生きています。調子良い時もあれば、悪い時もあるでしょう。勝ちまくる時もあれば、負けまくる時もあるはずです。どれだけ素晴らしい企画でも、時流に乗らねばやっぱり日の目を見ません、でも、そこそこの企画でも大ヒットすることもあるでしょう。そう思うと、運も大事にはなってきますよね?でも、もっと大事なのは、運が巡った時に、凹んでないことです。ベコベコに凹まされた後でも一瞬でたちなおることです。

それが、出来るようにならないと。いざと言う時に頑張れません。僕は、部下からよく、諦めなさすぎてこっちの身にもなってほしいということを言われました。実は、諦めてはいます。しかも何百回も色んなことを諦めてます。だけど、立ち直ります。なんなら、コーヒ飲み切るまでの時間で立ち直ります。

何が違うんだろう?と思った時に、この表題を閃きました。失敗する練習。ある意味、これをものすごい頻度でやってるので、凹んでも凹んでも立ち直るんだと思います。

別にオススメはしません。でも、勝ってばっかりだと負けた時が死にたくなるものです。そうはならないように小さな挫折をいっぱいしとくと、パンチドランカーみたいになっちゃいますが、強烈な一発をお見舞いすることができるようになるかもしれないですね。

筋トレした後の呆然とした状態で書き始めたので、なんか凄く大人な感じの文章になってしまいました。僕の色はどこにいったんだー!!

あ、これも失敗ですね 笑。


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