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52歳、バツイチ男が、婚活アプリで51歳の金髪銀座のママと出会う

婚活アプリを通して、婚活をはじめて1年以上が過ぎた。悲しいかな、いまだに結婚には至っていない。しかし、よくよく考えてみれば、よかったのかもしれない。お付き合いした人はいたけど、もし、結婚をしていたら、大変なことになっていたかもしれない。別れてしまったことがダメだったというわけで、もし、結婚をしていたら、僕はバツ2になっていたのである。

そこで、今回からは、反省も踏まえて、長続きできる結婚相手の選び方について、考えてみたいと思う。



婚活アプリは、マッチング率を高める機能がどんどん追加されている

婚活アプリの評価というのは、マッチング率の高さである。だから、アプリの提供会社は、様々な工夫でマッチング率を上げようとする。

マッチングに効果的な方法は、自分に気がある人にアプローチをする方法である。

そのため、ほぼ全てのアプリには、自分のプロフィールを見た人の履歴が残る設定になっている(アプリによっては履歴を残さない設定にもできる)しかし、履歴を見たから可能性があるというものではない。一瞬見たけど、興味がなかったということもある。だから、自分のプロフィールを見てくれた人にアタックしてもマッチングができるとは限らない。

そこで追加された機能は、「気になる」(お気に入りともいう)というものである。要は、マッチングをするまでもないけど、一応ストックしておこうという補欠要因みたいなものである。

毎回検索をして相手を探すのは手間がかかるし、一度に多くの人に申し込みをすると、マッチングの数が多くなりすぎて、やりとりにかける時間は膨大になる。だから、ストック機能は大変に便利である。

僕の場合は、文章を書くことを仕事にしている点と、パソコンを使っているので、同時に5人くらいとのやりとりは問題ない。レスポンスのペースも1日1往復は必ずするので、マメな方だろう。自分のゲスぶりが素敵すぎる。

最近のアプリの機能では、「気になる」(「お気に入り」となっているアプリもある)に追加した段階で、相手に通知が行くようである。自分をストックしているのだから、アプローチをすればマッチングする確率が高くなる。

ということで、結婚をしたいけど、出会いがないという諸氏は、婚活アプリを活用してみよう。必ず、誰かとマッチングができる。

マッチングの方法は、こちらをご覧ください。

7月17日現在のマッチング



婚活アプリで出会った銀座のママ(元)

今回の話は、マッチング後に会って、付き合った後の話をさせていただく。

彼女は、金髪の美人で、プロフィールは最小限しか書かれていなくて、「誠実な人が希望です。」とあった。写真は、ゴージャスなネックレスをかけていて、お金もありそうな雰囲気である。

しかし、あまりにもプロフィールが書かれていないことと、彼女の身長は158センチとあって、僕は背が高い人が好きなので、「お気に入り」でストックをしておくことにした。

当時は、ストック情報が相手に通知をされることを知らなかった。すると、その日の夜に、彼女から連絡がきた。

簡素なやりとりを何度か重ねていると、「時間を省くために会いませんか?」と言ってきた。そういう性格なのか、美人局か、パワーストーンの営業なのかとしばし思案した。

普通は、何度かメッセージのやりとりをして、相手の性格などを把握してから会うという女性が多い。あまりにも短期間すぎる。しかし、考えていても仕方がない。当時は、仕事のトラブルを抱えていて、寄り添ってくれる彼女が欲しいとも思っていた時でもあった。

僕は自由業なので、比較的時間の融通は効く。向こうがなんの仕事をしているのかもわからないが、翌週の月曜か土曜でどうかと連絡をした。彼女が選んだのは月曜で、確か連絡をしたのが、土曜日だったので、2日後だった。こんなに近い日程を選ぶ女性は少ない。

ということで、怖いお兄さんが「うちの嫁に何すんねん?」と出てきてもいいように、銀座のカフェを指定した。

当日は、15時に待ち合わせをした。時間通りに彼女は一人で表れた。金髪で、赤いコートを羽織って、化粧もかなり濃い。まさに、これからお店に出勤します的な感じであった(銀座だし、実際に10年前に銀座でお店をやっていたらしい)

僕は、婚活アプリで銀座のママと出会ったのである(元だけど)。

カフェなので、ソフトドリンクを注文し、「はじめまして」と言ったら、にっこりして「はじめまして」と言う。

ん?発音が??

と感じたので、聞いたら、彼女は中国出身で、日本に帰化していると言う。

なるほど、初の国際交流である。

その後は、何を話したのかよく覚えていないが、意気投合したので、近くのレストランで食事をすることになった。

僕だけかもしれないが、酒を飲んだら気が緩む。しかも、少しエロくなる。と言うこともあって、「SEXの相性も大事」という話をした(はずだ)。普通は初対面でこんなことを言わないだろうけど、その日の僕は心が荒んでいたのである。

そうしたら、「そうだね」という返答で、まさに、外人感覚!と思ってしまったのである。

そのまま口説けば、その日にSEXができたかもしれないが、美人局の可能性を捨てきれない僕は躊躇した。

飲食店は時短営業中だったので、その日は、LINEを交換して、別れたのだけど、別れ際にキスをしようとしてきたので、やんわりと顔を押し戻した。僕は臆病なのである。

ということで、その日は、次の約束をしないで、別れたと思う。


翌日から僕は地方に出張をしていた。その日は蔓延防止法が出されていたので、仕事が早く終わり、ホテルにいた。すると、22時ごろにLINEの電話が鳴った。彼女からであった。

僕は電話が嫌いである。集中力が削がれるからだ。しかし、完全に下心があったので、電話に出て話をした。結果、驚くことに3時間ほど話をすることになった。内容は覚えていないけど、口説いたのだと思う。確実に言っていることは、「SEXの相性もとても大切」ということだ。正直、やりたいと思っていたけど、結婚の約束をするには早すぎる。

そうしたら、「私も同じ考え」ということになり、次は銀座のホテルで会うことになった。

世の中、こんなにうまくことが運ぶこともあるんだ。と52年の人生で最大の奇跡が起こったと感じたのである。

しかし、ここから僕は思いも寄らない4ヶ月を過ごすことになる。

つづきは改めて。

つづき1

つづき2

つづき3(完結編)



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