雨が降ると外に出ない。外に出ないと気が狂う。気が狂ったなら雨上がりに駆け出してコンビニでスーパーBIGチョコを買う。当たり前のこと。

　今日は試しにブラックサンダーの大きいやつ（ビッグサンダー）も買って、ふたつの巨大チョコ菓子を食べ比べてみた。このような記事を書くならパッケージの写真ぐらいは撮っておくべきなんだろうが、記事にしようと決めたのは食べ終わった後のことである。流石に開封されたものを載せるわけにはいかないので、皆さんが買って確認してください。ほら、今すぐ。

　お値段はBIGチョコが66円で、ビッグサンダーが58円（どちらも税抜）。若干BIGチョコがBIGだが、その分BIGチョコがBIGであればよい話だ。

　もう皆さんのお手元にあるだろうから（無いなら早う買ってきなさい）さっさと言うが、大きさも厚さもBIGチョコがBIGである。BIGチョコが細長い長方形なのに対してビッグサンダーはそれより少し長辺が短く短辺が長い。長短短長。多少、縦横比に差があるが、目測ではBIGチョコが優勢だ。厚さも同じく。流石にBIG。

　ここまではBIGのBIGが猛威を振るっているが、食べてみるとどうだろう。

　BIGチョコはサクサクのウエハース（おそらくウエハースではないが形容が難しい、麩菓子というには中身の詰まった）生地をチョコがコーティングしている。生地にはおそらくナッツの砕かれたようなのが混ぜられていて、チョコごとかみ砕く食感が楽しい。見た目ほどチョコではないので肩透かしを食らう人もいるだろうが、僕はこの味が大好きだ。

　ビッグサンダーは通常サンダーと同じくチョコレートがクッキー生地を包んだ状態である。ただ、通常より薄くなった分チョコの主張が強く感じた。独特の風味というか、お酒入ってんのかなって思ったけど成分表見ても入ってないので何かわからないフレーバーが印象的だ。あれなんだったんだろ。普通にチョコ二枚食っておかしくなってたかもしれない。あと暗闇だったし。

　「食べ比べ」と書いてしまったからには比較をしなければ。単に中身の詰まり具合でいえばビッグサンダーが勝つ。チョコチョコしさ（チョコを食べていると感じさせるパワー）もビッグサンダーか。ただ、食感や体感ボリュームはBIGがBIGであり、食べる人がどのようなものを望んでいるかで評価が分かれるだろな。あとビッグサンダーの風味はほんとに独特だったので、好き嫌いがはっきりするかも。

　結論、どちらもお腹にずっしり来ます。チョコレートの食いすぎには気を付けろよな！ コーヒーをがぶ飲みしながらさようなら。