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008_はじめての写真展

こんばんは、やし(https://twitter.com/Octopoida)といいます。

だいぶnoteの更新サボっていたので1ヶ月も前になるんですが、人生初の写真展に参加させていただきました。古性 のちさん、平岡 雄太さんが主催されていた「私たちのFUJIFILM」展です。

選考の末に私の写真を選んでいただいたということで…
たいへん光栄に思っています。貴重な機会をありがとうございました。
現地でご覧いただいた方も、本当にありがとうございます。

このnoteは写真活動のレビュー目的なので、学びや気付きを書いていこうと思います。

展示させていただいた作品

写真のナチュラルさ

FUJIのカメラユーザーの方々はフィルムへの思い入れがあるからかもしれませんが、「どや!!」みたいな、主張の強い写真はあまり撮られない印象があります。良い感じのナチュラルさ、落ち着いたお洒落な感じというか。
レンズも標準が多くてパースも自然。
(みんなXF35mmf1.4 Rを使ってるのかな…)

昨今SNSではバリバリ解像感、バリバリS字カーブ、強い色彩の写真…
インパクトのつよい写真が見受けられます。それに対しFUJIユーザーはいい意味で撮影者と見る人の距離が近くなるような、親しみやすさを大切にしている方が多い気がします。

写真ってどうしても主観に囚われやすいと思います。
独りよがりになりがちというか。
他の方にもゆっくりと鑑賞していただけるような写真を撮っていけるよう、写真が"媒体"であることを意識したほうが成長するし、
他者と喜びを分かち合えるなと学んだ次第です。

そうそう、ナチュラルさといえば、川島小鳥さんの写真とかは自然な感じがして本当に好きです…なんか生々しさすら感じます。

機材愛

これは自明かもしれませんね笑
FUJIユーザーほど、私はこの機材を使っているぞー!!と主張する方々は
中々いないようにも思います笑
何と言っても、古い機材への愛とか、高級ラインでは無いレンズ(そもそもズームにしか公認の高級ラインがないですが)を愛してたりとか。
かくいう私もX-E1にマニュアルレンズつけたりと相当やってると思います笑

印刷された写真

今回、キャンバス地に写真を印刷いただくという、大変お洒落な「ウォールデコール」で展示を頂いたのですが、最終的な色味の調整は当然自分の手を離れるわけで…コントロールしきれない恐怖と、むしろいい感じにまとめて頂いたという感謝が入り混じってました…
たしかに写真やるなら家にプリンター必要かもしれん…色味わからん…

なんで選んで頂けたかな?

最大の疑問。
一緒に掲載されていた方々は非常にすばらしい作品ばかりでした。
どうして私の作品が??
色々思う所はありますが、いちばんは「口説き落とした」と思ってます。

この写真展、FUJIへの愛を綴って、それも写真と合わせて評価されるんですよね。私は正直、文章頑張りました。つまり、「FUJI愛」のインパクトで選んで頂けたのではないかというのが私の予想です笑
…とは言っても、フォトコンとかでもそうですが、写真タイトルとか
説明文って、結構ばかにできないですよね。これも学びです。

結局は想像の域を出ないため、レビューなのに仮説を投げかけるだけ、結論が出ないままです。がしかし、せっかくなのでFUJIFILMと写真展参加者の皆様への感謝をこめて、掲載した「FUJI愛」をつづって終わろうと思います。
それではまた!

私たちの瞳は誰もが異なり、誰もが違う景色をみている。
でも写真を愛する人なら誰もが「PROVIA」「Velvia」がわかる。
FUJIFILMはみんなに同じ景色を与えてくれた。
母が撮ったフィルムも私がいま撮った画像も、富士フイルム。
記憶と記録の境界なく写真をつくる。

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