なかにし礼さん

今日は主人が出張でいなかったので、夜BSで放送されていた昭和を代表する作詞家、なかにし礼さんの特集番組を観ていました。
なかなか見ごたえがありました。

私は40代ですが、昭和歌謡が結構好きです。
私が若い頃(平成)に流行っていた歌の内容は、日常生活に根付いた歌が多いですが(それも好きですが)、昭和の歌は一本の映画の様に壮大なドラマが描かれていて、非常に凄みがある曲が多いと思います。
なかにし礼さんの曲で好きなのは「石狩挽歌」です。
とにかく渋いんですよね。
一番で漁師の飯を炊いていた娘時代を思い出し、二番でも勢いが全く落ちず、
「燃えろ篝火」と思い出はさらに発熱して、最後は涙でニシン曇りの空を見る、で締めています。
カッコいいです!

しかし私が一番好きな、なかにし礼さんの歌は、かつて日曜の夜7:30から放送していた「小公女セーラ」のオープニング曲の「花のささやき」なのです。
悲しい時、泣きたい時は胸の奥に咲いている小さな花が助けてくれるという美しい曲で、かなり少女漫画テイストが入っている曲なので男性が書いた詩と分かった時は驚きました。

これは人生しんどい時、脳内再生していきたい名曲だと思います。
セーラが椅子に乗って窓から飛んで行くオープニングの映像まで覚えています。

子供の頃はアニメが大好きで、夢中になって観ていましたが、今思うと沢山の制作者の方々が毎週作ってくれてたんですよね。本当にありがとうございましたって今更感謝していたりします。(遅すぎる・・・)


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