2020年から始まったコロナは世界中の人を苦しめた。旅行はおろか人と会うことすら許されない期間は、相当辛い日々だった。旅が生き甲斐である私にとって、終わりの見えない自粛期間はなかなかしんどいものだった。

状況は2022年あたりから変わっていった。国境は少しずつ開かれ、コロナに関する書類があれば行き来できるようになっていった。
私は2022年5月ゴールデンウィーク休暇を利用してロサンゼルスへ旅行した。コロナの世界になってから初の海外、実に3年ぶりの海外渡航である。当時はアメリカへ入国する際、入国1日前に受けたPCR陰性証明書が必要だったり、日本入国する際もPCR陰性証明書（しかも決められたフォーマットで）が必要だったり、空港検疫があって入国手続きに数時間かかるような状況だった。

それでも海外に行ける喜びは何にも代え難いものだった。日本では味わうことのできない気候、とにかくデカくてジャンキーな食事、道を歩く人の服装、街の雰囲気、、自分が海外にいることを実感して感動しまくっていた。ディズニーやユニバーサル、ビバリーヒルズ、ハリウッドといった王道観光地も言うまでもなく最高だった。

やっぱり私は旅行、特に海外旅行が好きなんだと改めて感じた。

2022年秋、ワクチン接種証明書もPCR検査証明書も不要になった頃から友人たちも海外旅行するようになったようで、インスタでも度々目にするようになった。

だけど、、、私が行きたいのはやっぱり、、、アフリカである。
コロナ前の旅では必ず旅の先輩方のブログを読んでいたが、コロナ後の情報はかなり限られていた（というかほぼなかった）。また、大半の日本人よりはアフリカに関するニュースを読んでいるので知ってはいるが、それでもほんのごく一部なので、言葉も対して話せないただの旅行者が1人で行けるのか正直不安だった。

そこで奇跡的に取れた2023年2月中旬の5連休、エチオピア行航空券を取った。（ここまでは順調だったのに、e VISAでかなり難航。。VISA取れたのは出発数日前というなんともハラハラさせられる展開となる）
ちなみにエチオピアには大した理由はないが、強いていうなら
①エチオピア航空で成田から行きやすい
②噂のインジェラを本場で食べてみたい
というか、ほぼ下調べ無し（海外安全情報とか直近ニュースとかは言わずもがなチェックしてる）で行ったので、事前情報インジェラくらいだったてのはある。

初エチオピア航空はまずまずだった。エコノミー座席はJALとかに比べれば狭いけど、十数時間フライトも乗り切れるくらい。（他社と比べて運賃安いんだから贅沢は言いません！）※余力があればエチオピア航空レビューnote書きたいな。

初エチオピア。初アディスアベバ。不安もあったけど、空港のSIMカードショップで日本人の方々にお会いできて（英語完璧なお方たち！）、かなり助けていただいたり、同じく空港で出会ったカナダ人のお姉さんと一緒に市内観光したり、同じ宿の宿泊客と一緒に夕飯食べに行ったり、ひたすら助けてもらっていた。感謝しかない🙏

アディスアベバは熱気が堪らなかった！道がガタガタしてたり、クラクションや砂埃で賑やかな状態になってたり、まさに私が求めていた世界だった。

市場とかはまあ想像通りのゴチャゴチャだけど、2019年に完成したばかりのUnity Parkという施設はディズニーと遜色なく清潔感があって細部まで装飾されて、目から鱗だった。※Unity Parkは別noteにまとめる（予定）！
さすが経済発展著しい国の首都。Unity Park以外にも大きい建物が次々と建てられていた。

お目当て②のインジェラ。これはねえ〜まあかなり癖ですよ（笑）美味しいんだけどクセがある。クセがある美味しさ。大半の日本人は受け付けない味（笑）
飛行機の当日券取ってラリベラにも行った。ラリベラはエチオピアの有名な世界遺産があるところ。これについても別note書きたいな。

滞在日数4日間と弾丸にも程があるアフリカ旅行だったけど、とても濃くてやっぱり私はアフリカ好きなんだと改めて感じることができた。
アディスアベバのような急速に発展する都市の熱気、ラリベラのような田舎ののんびりした感じ、人々の温かさ。周りの人から「そんなにアフリカのどこか好きなの？」としばしば聞かれるけど、私も分からない。だけどまた絶対に来たくなるそんな場所である。また絶対に来たい。

実は来月もまたアフリカ渡航が決まっている。体調面的に行けるかどうか分からないけど、大好きなアフリカでたくさんエネルギーを吸収できたらと思う。