固定観念から自由になるヒーリング【R指定】

ヒーリングを一気に進めたい、そう思って「固定観念から自由になる」をテーマにヒーリングしました。思いのほか強烈な内容でしたので、公開時期を調整しこの時期の公開になりました。今回は【R指定、魔女・聖娼の記憶を持つ方注意】です。刺激が強い劇薬となるかもしれません。読んだ後、もやもや消化不良がおこったらすぐにヒーリングしてください。自分なりの癒しの手段を見つけておいてから読んでくださいませ。無条件の愛とともに。


【以下、ヒーリング内容を小説風に書いています】

意識を拡張して癒しながらリーディングをはじめる。

誰かが話すように言葉が浮かんでくる。「固定観念は意志を強くする道具。固い剣だ。」と。
「しかしそれなら、硬い剣よりしなやかで粘り強い剣で切るというほうが(戦略も含め総合的に)強いのでは?」話に応えるように次の言葉が浮かぶ。頭の中で二人が話をしているようだ。
「剣が固いなら、剣を持つ体を柔らかくすれば良い。」言葉が浮かぶと同時に、舞うように剣を操る男の姿が見える。線が細く、あっさりした顔をしている。

男の人物像を描くシーンか、男の一幕が浮かぶ。男は、公正さが物質化したような真っ直ぐな剣の突きもひらりと身をかわし、実直を絵に描いたような相手の耳元で何かささやく。ひと間おき、突き出された剣は公正を保ったまま下ろされ、相手は考えを変えた。


この男は性も楽しむ。美しい女にちょっかいを出しては、体のまぐあいを楽しんでいる。相手となる女たちもまた楽しんでいるようだ。

ひとりの女の所を訪れた。
地下だろうか。日の光がさしている、が薄暗い。牢屋のような印象も受ける。女はあちらを向いて座っている。女は絹のように光沢のある衣をまとっている。あちらを向く女に、男が牢屋の外から話しかける。

「そんなおもしろくないという顔をするな」
女が振り返る。女は正座しなおすように身体をこちらにまっすぐに向けた。女の衣は袖や裾が余っているように見える。腕と脚がないのだ。

「そんな顔をするな。おもしろいことはある。」男が女に近寄りかがむ。そしてそのままくちをつけた。女は抵抗しない。

牢屋の木枠はすり抜けたのか、はじめからなかったのか、男は女と交わった。女は今までとは違う感覚を感じる。嫌でしかなかった一方的に受けるだけの性交が、肉体のぶつかりでしかなかった性交が、何か暖かいものがうっすらひとすじ流れ込んでくるような、一匹の蝶が二人の身体の中をひらひらと飛ぶような不思議な感覚が訪れた。この男のことは嫌いではない。

男は牢屋の外から話しかける。
「俺を恨むな。もう二度とこんな素晴らしい、心地よい瞬間はないかもしれないと。もう二度とないかもしれないというのは思い込みだ。

手足がないことを恨むな。手足があれば俺と所帯を持てたかもしれないと。そんな考えは勝手な幻想だ。この心地良さを得られる相手は俺だけだと、他の可能性を制限する思い込みだ。

手足を切り落としたやつを恨むな。男たちを恨むな。彼らもまた、お前が救いたいと思う民の一人だ。

自分自身を恨むな。お前は素晴らしい。」


牢屋の外から話しかける男に、さっきのは夢だったのかと戸惑いながら、男の言葉で女はハッと目が覚める。男の言葉に女の意識が集中していく。男は続ける。

「お前が心を開けば、そんな嫌なものでもないよ。心を開いて繋がれば、相手の男の悲しみが流れ込んでくるかもしれないが、お前が悲しむ必要はない。悲しみが襲ってくるようなら、これは自分の悲しみではないと思い出せ。お前はただ天から見ていればよい。天から見ていることが彼らの救いとなる。

心を開いて、お前の仕事をするのだ。民を救うのだ。(社会を時代を)変えていくのだ。」

壁に寄りかかりながら話していた男が、壁から身を起こしこちらに向き直る。
「もっと心地よい所に移ろう。ここは少々狭くて暗い。」


明るい、庭に面した部屋に移った女の姿が庭から見える。背筋をまっすぐに、庭を正面に座っている。衣が新しいものに変わっている。侍女もいる。ずいぶんと心地よい環境に変わったようだ。

例の男がやってきた。
「通り過ぎる他人の言葉に耳を貸すな。彼らはお前のことを知らない。知らないから言えることだ。お前はお前の仕事をまじめにやればいい。彼らもまた救うべき民ということ。

お前には力がある。
お前は覚悟を決めてきた。手足をおとしたのは、この仕事に専念するため、あるいは、手足がないことをいとわない意志の強さのあらわれだ。その意志は、固い、頑強な剣といえる。だからそれを使うお前はしなやかであれ。手足がなくても喜びがあることをもう知っているだろう。何事も気の持ちようだということを。」

女の視線が男の衣にとまる。うす水色の衣だ。
「なんだ?(この衣)気に入ったか? 贅沢だと思わないでくれよ。民が着るものもなく、飢えに苦しんでいるのにと。民がこの衣を見て『きれいだ』と思える世の中を作ってくれ。」


【ヒーリングを終えて】
思いがけず、強烈なドラマが展開されました。この物語を読んで消化しきれないものが残る場合はヒーリングしてください。男の言い分に同意する必要はありませんが、消化不良が残るならヒーリングです。物語の中の女性には「(神々と繋がる)能力を得るには自分のエネルギー(この女性の場合は肉体の一部の機能など)を犠牲にする」という思考パターンがありそうです。消化不良でヒーリングする時は、この類の思考パターンもしっかり解消しましょう。「民を救う」「癒すために自分が請け負う」思考パターンも癒して解消してください。第5層神々との直接契約は癒して解消して、無条件の愛と繋がりましょう。そして『きれいだ』と思える世の中にGOです!


2020年1月21日 ハル自己ヒーリングより
無条件の愛とともに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?