先日記事で書きましたアスクビクターモアの死について

現在行われている夏の高校野球も然り、昨今の気候変動に伴い、“暑さ“への考え方が変わりつつあると理解しております。

高校野球なら「甲子園＝聖地」という心理的ハードルさえクリアできれば、ドーム球場で行うことで問題解消をすることができますが、競馬は中々そうは上手くいかないもの…
（ドーム化なんてしようものなら膨大な建設費・維持費がかかるはず）

ぐりぐり君さんの記事でも札幌・函館の開催日数を以前と同水準に戻す動きについて書かれておりますが、筆者も夏は今現在においても比較的涼しい北海道で開催するべきだと考えております。
（輸送などの費用面で…というご意見もございますが、結局やると決まったら新たな厩舎を札幌近郊に作ったり…ハードは整うもの！）

競馬開催に関して発言権のない筆者がああだこうだ意見しても不毛ですので、今回は「もし北海道開催が再び拡充されたら…」という観点で、夏の競馬ライフを想像していきたいと思います（笑）

筆者にとって最大のアドバンテージ

そもそもですが筆者の地元は日高で、身内が札幌にいる（何なら知り合いも函館にいる）ということで、北海道へ戻る決心さえあればそこでこの話も終了です←

ただ東京の生活から北海道へ戻るという心理的ハードルが（収入面などから）高いのも事実で、かつ北海道に住んでいた“地元民“の視点から記事を書くのも面白いと考えたことから、いくつかのポイントに絞って共有していきます。

やっぱり注目は札幌近郊！

個人的にHOTな北海道トピックといえば…

・ファイターズがエスコンフィールドへ移転
・北海道新幹線の新函館北斗〜札幌が2030年を目処に開通予定

の2つです！
特にJRAの北海道シリーズは函館・札幌開催のため、北海道新幹線の延線は大幅な時間短縮（これまでの在来線や車で4時間から新幹線だと約1時間？）につながります。

しかも北海道の玄関口である新千歳空港が札幌と地方の門別競馬場の中間地点に位置するため、札幌近郊に住めば野球（サッカー）と中央・地方競馬は全て網羅できそうです。

立地的には門別競馬場行きバスがあって、札幌駅・エスコンフィールドへのアクセスも良い新札幌や大谷地周辺がオススメではないかと思い、各施設へのアクセスが2時間以内になれば、特に本州の方にとっては避暑をしながら毎日スポーツライフを楽しむことができそうですね！

馬への接点を求めるなら馬産地

競馬場を中心とした滞在であれば利便性からも札幌近郊が良いとは思いますが、競馬自体は本州でも（家でも）できるということで、名馬を訪れたり乗馬などを楽しむならやはり馬産地ではないかと思います。

北海道内でも涼しく、（良くも悪くも）静かな筆者の地元日高への滞在をおすすめしたいのですが、地元の方々は観光地という認識がないのか、宿泊施設が少ないのが1つのネックで、かなり施設は絞られてきます。

それが故に夏のピークシーズン中は混雑が予想されますが、競馬ファンはご存知であろう下記4施設を紹介できればと思います。

・Yogiboヴェルサイユリゾートファーム
・新冠温泉ホテルヒルズ
・静内エクリプスホテル
・うらかわ優駿ビレッジAERU

・Yogiboヴェルサイユリゾートファーム
2018年頃にできた施設ということもあって、恥ずかしながら筆者は来月が初めての訪問となるのですが、門別競馬場や（日高の中では）千歳・札幌に近いという立地面は1つのポイントかと思います。
また施設内にはYogiboのCMでお馴染みのアドマイヤジャパンなどG1で活躍した引退馬もいるということで、宿泊 + 引退馬見学がまとめてできるというのも競馬ファンにとっては大きな魅力ではないでしょうか。

・うらかわ優駿ビレッジAERU
アクセスと歴史という意味で、Yogiboヴェルサイユリゾートファームとは対照的になるのが、浦河にあるうらかわ優駿ビレッジAERU。
札幌からバスで約4時間というのは日高に住んでいた筆者にとってもデメリットと感じますが、温泉施設や乗馬以外のアクティビティもあり、AERUに泊まるだけで十分楽しめるというのが推しポイントと考えております。

・静内エクリプスホテル
上記2施設のおおよそ中間地点にあるのが、静内エクリプスホテル。
豪華なリゾートホテルというよりは、元々ビジネスホテルだったところに競馬要素を加えたコンセプトホテルといった感じでしょうか。
今年のGWに行きましたが、ロビーでグリーンチャンネルが流れていたり（笑）、タイトルホルダーやメロディーレーンをコンセプトにした部屋があったりと競馬好きには堪らないホテルではないかと思います。

・新冠温泉ホテルヒルズ
最後は筆者の地元になりますが、新冠温泉ホテルヒルズを紹介したいと思います。こちらも静内エクリプスホテルと同じく日高中部に位置しておりまして、ロッジ風のホテルとなっております。
高台にある温泉は景色も楽しめることと、つい最近近くに乗馬施設が移転してきたため、温泉 + 乗馬、馬とのふれあいを楽しむことができるのが魅力的なポイントではないかと考えております。

北海道シリーズの拡充を希望

やはり上記に尽きます（笑）
今回は札幌、日高を中心に紹介しましたが、北海道シリーズが1ヶ月延びるだけで、函館・帯広含め選択肢は大きく広がっていくものと考えております。

そして今週は札幌記念！
今は短いとは言えどもまだまだ夏競馬は続きますので、もしこれから北海道への旅行を検討されている方がいらっしゃいましたら、検討材料の1つにでもして頂けたら幸いです。

そしてこのシリーズの続きをどこかでやりたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます！！