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私たちは、なぜ学ぶ必要があるのか?

IT部門は、なぜ学ぶ必要があるのか、
どのようにIT研究会を使いこなせばよいのか
わたしたちは今どこにいるのか


 今日のデジタル時代は、ITの複雑の肥大化は留まることを知らず、プロフェッショナルITである私たち企業単独では、なかなか解決できない問題を集合知を、使って自らの課題を解決するために研究会などへの研鑽の場への参加が必要になるケースが以前にも増してると思います。。私たちは事実日々忙しく案件をこなしているわけです。

 Googleで言う所の業務外のこと20%は無理だけど、私部門は以前は5%つまり月に1日程度は外は出て行こうだったし、現在はさらにストレッチして30%の余裕を持とうっていう部門の高い目標があります。自ら成長するために多くの研究会に参加してきました。

 一方、おとなの成長(成人発達理論)から見ても、プロフェッショナルは10年から15年の試行錯誤を通じて、数パーセント確率で一つの視座の階層が上がると言われてます。そこに向かって会社は人財への投資を継続しています。

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IT研究会の効果はみえないところに隠れている。


 近年、これまでの研究会、社会人大学院など大人の学びのスタイルの変化を捉え直し変容してきています。これまでは、高い知識や経験を持っている人が、一方通行で情報提供を行う(学ぶ人は受け身)なエキスパートモデル学びの場から、デジタルの時代においては、お互いが知識や経験を共有し、互いに学び合い、新しい知識を生み出すリソースモデル形態に変容してきています。

 具体的には、頻度が限られるオンサイトで集まる形態から、デジタル時代にあわせてソーシャルメディア、ビデオ会議などコラボレーションツールを駆使してブレンデッド ラーニングにアップデートされています。加えて、これらITツールだけでなく、ソフトスキルであるコミュニティ運営力としてファシリテーターや、コミュニティづくりをティール的な自己組織化アジャイルで実践、イノベーションが起こる思考の質、習慣でパターンを変える。個人学習では、学べない複雑なテーマを掘り下げ、その運営力を持ち帰れることなどソフト面の能力開発にも同時に盛り込んだ学びの場が産まれています。
 これらの学びを社内に持ち帰り、体現した運営能力を駆使して、時には関係した仲間とともに、成果実績になるコミュニティづくりで変革を仕掛けることが期待されています。

  社外・内でも熱量や関心を重ね合わせて、人も集めて、よい組織作りするのは同じだと気づきます。社長、副社長もキャリアのどこかで研究会の経験はお持ちです。
 個人の成長なしにチーム、組織、会社の成長は困難忙しくて出ていけないのを解決するもの上司の仕事であり、上司が自ら学んだり事例を発表したり、率先垂範せずに、皆が学ぼうとなかなかなりませんよね。学びの場へどんどん出て背中を見せていきたいものです。

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研究会で学ぶことが最も安全でいろいろ試せる場所である。


研究会の価値は何か
 研究会とは、これから台頭する技術や方法論、理論の試行や導入準備や本格実践を行なっている仲間たちとフラットな可能性がある。自分のアイデアを温めて理解を深めて、試行錯誤やケースの調査から失敗成功のポイント探索機会の創出、個々のプロセスのハードルを下げ試験ができる場所は魅力的である。
 加えて、企業として登録することで何人でも10個以上ある分科会送り出せるコスパのよい研究会がシェアリングモデルとして、尖った興味関心がある孤独な個人が、居る場所を認めてくれる集団コミュニティが安心安全な場として価値がある。
 よりよいものにするために探索、試行、提案しながら試行し、変化を習慣化しながら、切り込んでいく人達には孤独です。未来を常に意識せず、会社の方向性をフォローする人達が大半です。未来には狭窄戦略に陥っている日本全体の状態と変わらない硬直している真因だと言われています。

 これまでの経験で明かである上司が率先垂範せずに部下が学ぼうとするわけない。境界に立つ上司は、自ら現在を安定する領域と変化を仕掛ける領域を定めながら推進する存在になっている必要があります。
リーダー自ら、率先垂範して導いていくことでフォローできるように環境を整える必要がある。

加えて、メンバーが忙しくて出ていけないのを解決するものリーダーの仕事。
個人の成長なしにチーム、組織、会社の成長は困難かと言ってくれる人が今必要なのではないでしょうか・・・

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参考:ユーザ会研究会(※私たちが経験した会 ○すでに登録済み)

汎用
・企業IT力向上研究会(ITEG) ITR ※○
・BSIA ビジネスシステムイニシアティブ協会 ※
・JUAS 一般社団法人 日本情報システムユーザー協会 日本最大 ※

専門プロフェッションナル系

・PMIプロジェクトマネジメント日本支部 グローバル ※
・IIBA日本支部: International Institute of Business Analysisグローバル ※
・itSMFJapan ITサービス・マネジメントフォーラム グローバル ※
・JDMC 日本データマネジメント・コンソーシアム ※

ベンダーのユーザー会  一部
・JSUG ジャパンSAPユーザーグループ グローバル ※○
・関東IBMユーザー研究会 研修が充実※
・UNIRITAユーザ会    歴史が長く多くの運用のスペシャリストを輩出

協会系
・企業研究会 経済同友会 ※
・ITコーディネータ協会(ITCA)
・企業情報化協会(IT協会)※
・日本システム監査人協会ISACA東京支部 ※

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