Kakebo2プロジェクトの概要
家計簿用のプログラムを書いている.
https://github.com/yassu/Kakebo2
で公開している.
簡単に説明を書いておく.
必要なプログラムは今のところpython3とpython3-jsonとpython3-matplotlib.ただし,python3-matplotlibは今後tkinterでも使用できるようにしていくつもり.
まずjsonフォーマットか,textフォーマットで(プロジェクト内のjsonファイルとかtxtファイルとかを参考にしつつ)家計簿を書いてください.3日以上書かないと正常に動作しないかもしれないので,そのときはダミーの家計簿を書いておいてください.json-formatの最初の値は最初の持ち金です.
あとは家計簿を置いているディレクトリに移動して,Kakebo2プロジェクト内のkakebo.pyのシンボリックリンクを作成して,後は'python3 kakebo.py {filename}'みたいな感じで実行するだけ.ただし{filename}はテキスト形式かJson形式かによって拡張子を'.txt'か'.json'にしていくこと.プログラムでは拡張子で形式を判定しているので.すると,収入の平均値,不偏分散,回帰直線を返してくれます.これを見ると,頑張ろう、っていう気持になりますよね?
コンテンツ名が'#'で始まってるのは,統計処理をするときにそのコンテンツを無視するのを表しています.例えば,銀行からお金を引き下ろした時に,それを元に統計処理をするのは不自然ですよね?そういうときに使います.
以下,オプションの一覧です.
*[-s, --since]
特定の日付より後のデータを用いて処理を行います.フォーマットは'{year}[/[{month}[/[{day}]]]]'です.例えば'2014'は2014年からのデータを用いて処理することを意味しますし,'2014/03'は2014年3月からのデータを用いて処理することを意味します.
* [-y, --year]
特定の年のデータを用いて処理することを意味します.例えば'--year 2016'とすると,2016年のデータを用いて処理することを意味します.
* [-m, --month]
特定の月のデータを用いて処理することを意味します.例えば'--month 04'は4月のデータを用いで処理することを意味します.実際には'--year'オプションと同時に使用することが多いでしょう.
* [-d, --day]
特定の日付のデータを用いて処理することを意味します.例えば'--day 20'は20日のデータを用いて処理することを意味します.
* [-w, --wday]
特定の曜日のデータを用いて処理することを意味します.例えば'--wday Sun'は日曜日だけのデータを用いて処理することを意味します.
* [-g. --graph]
収入額をつないだ折れ線グラフと,その回帰直線をplotします.
* [-t, --text]
与えられたデータをtext形式に変換して出力します.この際,統計の情報も出力します.