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宮城野親方(元横綱白鵬)断髪式

今日1・28日に国技館において標記の通り、白鵬関の断髪式が行われました。

白鵬さんは小学校の頃でしょうかね、めちゃくちゃ強かったんですよ。一人横綱ということも相まって、当時の相撲界を担っていたと思います。小学生だったのはだいたい10年くらい前です。当時本場所中は17:50くらいになるとNHKに変えて、白鵬の取り組みを見る。そして、何食わぬ顔で勝つ。それを15日繰り返す。ある種のルーティンでしたね。だいたい12日か13日くらいで、ぶっちぎりで優勝を決める。

今を思い返しても強くて、強くて、強かったなあという印象です。

強さとは何かと問われれば、"勝つ"ことではなく"負けない"ことと答えます。
一方で強さは時に憎しみを生み出します。かち上げと言う名のエルボー、張り手と称したビンタ、土俵内外での立ち居振る舞い、最初の2つは勝負の中での指摘なのでそれには触れないでおきましょう。しかし、土俵内外での立ち居振る舞いについての指摘は、「どう考えても、憎しみでしょ」と思うこともありました。

事実、横綱審議委員会という組織がありますけども、あれは単なる相撲好きのおじいちゃんの集まりにしか見えません。日本の横綱にこだわって、横綱にした稀勢の里(現13代二所ノ関親方)をケガで結果がでないと、引退というワードをちらつかせるような組織ですからね。もちろん、それが役割なんですが、越権行為にしか見えませんでしたね。

そんな批判はおいておいて、当時の大相撲は面白かったです。特に白鵬と言う名の山に向かっては跳ね返されていく。琴欧州、把瑠都、そして稀勢の里。白鵬が64連勝中で、65連勝を阻止したのは稀勢の里でした。

白鵬という絶対的な王者も引退、断髪式を終えました。一つの時代が終わってさみしいなあという思いです。今の大相撲は誰が強いのかよく分かりません。優勝力士も毎場所変わっているくらいですから。期待というか?地元力士で朝乃山がいますが、それなりの地位に戻るにはもう少し時間が掛かりそうです。
次は宮城野部屋をどうしていくのか、楽しみです。

強くて、強くて、憎らしいほど強かった稀代の名横綱の物語は第2章に続きます。

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