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なぜノムラの教えは今も続いているのか

野村克也さんをご存知でしょうか。2020年2月に亡くなり、今年で5年を迎えます。いわゆる「ボヤキ」で人気を博しました。この背景には弱いチームを率いる中で、どうにかして注目してもらおうとする思惑があり、監督=広報を自任することにしたと著書に著わしています。
たくさんの教えや理論がある中で、なぜ今も「ノムラの教え」が健在なのか。少し考察していきたいと思います。

①ノムラの教え

とは、故野村克也さんが遺してくれた言葉のことです。たくさんの言葉がありますが例えば、

「言い訳は進歩の敵」、
「不器用は最後に器用に勝る」、
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

野村克也人生語録より

などです。
 ノムさんはたくさんの本を出していますが、内容はほとんど同じです。どの本を読んでも見たことのある文言が並んでいます。それほど大事だということでしょう。また、ブレてないという見方もできますね。

②ノムラの教えが生きる理由

第一にたくさんの本が出版されており、多くの人にとって身近であると認識できます。書店に行っても今も多くの本が陳列されています。
第二に話す内容が一貫していて分かりやすいということです。本を読んだことがある方はご存知でしょうが、大体本の内容が同じなんです。それだけ重要なことを書いてある、ということなんでしょう。大切なことは1度ではなく、繰り返して言うことが必要なんだと思います。
第三に分かりやすいということがあります。テーマについてきちっと説明がなされています。難しい言葉であっても、分かりやすい説明があります。理解のしやすさがノムラの教えが健在の理由だと思います。

まとめ

ノムラの教えはたくさんあります。上記に書いたのはほんの一例です。もっと他の言葉を探してみるのもいいのかもしれません。
そのノムさんが遺した言葉が今も健在なのは、分かりやすさ・身近さ・ブレないところの3点があると思います。特に分かりやすいということが一番大切ではないでしょうか。

ノムラの教えは多くの人に響くものだと思います。道しるべにもなるのかなと思います。言葉を扱う以上、言葉について学んでいくことは極めて重要だと思います。ノムラの教えも学んでいきながら、言葉について考える機会を得る必要があると考えます。

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