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【38日目】論理学入門 vol.66

先日、オンラインサロンの自主セミナーで「論理学入門のすゝめ」というセミナーに参加してきました。
論理学という、難しそうなテーマのセミナーでしたので、どんなことを学べるのか、とてもワクワクして参加しました。

論理学とは

論理とは、筋道を立てることです。
つまり、その筋道を立てるための学問が論理学なのです。
では、なぜ論理が必要なのでしょうか。
一つは、話を進める上で、相手を納得させるために論理は必要です。
筋道がない話は聞くに耐えられませんし、納得することもできません。
だからこそ、論理立てて話すことは大切なのです。
もう一つは、コミュニケーションのためです。
これは、思ってもいないことではありますが、コミュニケーションでも活用できるのです。
論理学を使ったコミュニケーションをまとめていきます。

帰納法と演繹法

論理を組み立てる上で、帰納法と演繹法は聞いたことがある人がいると思います。
帰納法は、たくさんのことから、共通点を見出すことです。

Aさんは関東に住んでいる。
Bさんも関東に住んでいる
Cさんも関東に住んでいる。
つまり、AさんとBさんとCさんが入っているコミュニティは全員関東に住んでいる。

ということです。共通点を見出すことで新たなことが見つかるという、クリエイティブさがあります。
しかし、例外があると、理論が成り立たなくなるのです。
帰納法は理論に脆さがあるのです。

演繹法とは、A=B、B=C、ゆえに、A=Cが成り立つということです。
当たり前と言えば当たり前ですが、これは理論立てる上で反論の余地がなくなり、とても強力な理論なのです。例で言うと以下のようになります。

花は枯れる。
バラは花だ。
ゆえに、バラは枯れる。

と言うことです。
当たり前ではありますが、この演繹法のように論理立てることがコミュニケーションに生きてくるのです。

演繹法を使ったコミュニケーション

みなさんの会話の中で、このような場面はありませんか?

私は海外に住みたい。

ゆえに私は会社を辞めることにした。

このように、間が抜けて、論が飛躍している時です。
海外に住みたいことと、会社を辞めることが繋がっているようで繋がっていないのです。
この間には、何かしらの思いや理由が隠れているのです。
その部分を質問したり、突っ込んだりすることで、コミュニケーションが図られるのです。

その間の部分を、僕は勝手な想像や思い込みで納得してしまうことが多くあります。
そこを当たり前と思わず、当たり前を疑って、たくさんの人と関わっていこうと思います。

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