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夢は一つに絞れ。

どういうわけだか、夢について語る動画に出会いました。
テレビ番組の「まつもtoなかい」の甲本ヒロトさんがゲストの回。
今日、Youtubeのショートで出会いました。

実は、テレビを繋がない生活をかれこれ10年近くしています。
やはり、この動画と”出会った”が正しいでしょう。

5分の動画なので、ご本人の話を聞いて頂くのが響くと思いますが、
なるべく忠実に文字起こししたくなりました。


甲本ヒロトさんいわく、

僕、夢って、十分よくわからないけど、なんか一つ取り憑かれて、なっちゃうようなもんな気がするんです。それって、一つのような気がする。

会社員を辞めて、色々挑戦しているけど、それこそ、あれもしたい、これもしたいでエネルギーが散漫になっている感覚がありました。1つに集約できればもっと加速する気がしたんです。そこへ来て、この冒頭。夢のようなものがちらほらある僕は怒られそうな気がしました。

で、僕は若い頃掴まれて、そっちに向かっていく時に、
「バンドがやりたい」って思った。「バンドがやりたい」と思った。それが夢なんだって思った。

話がすっと入ってくるんだよなぁ…。特に”バンドがやりたい”の力強さに射抜かれました。そうだよな、バンドの人だよな。音楽の人だよな。その道で生きてきた人は何を語るんだろう?と、慎重に話を聴きました。

色んな人の話を聞いてると、「おまえの夢はなんだ?」ていうと「バンドやってお金持ちになりたい」とか「バンドやって有名になりたい」とか2つ言う。
一個にしとけ。

夢のようなものがちらほらある僕が、怒られるのかと思ったら、もっと本質的な話のようだった。

金持ちになりてぇんだったらバンドは捨てろと。金持ちになりたいにしろよ。有名になりたいんだったら有名になりたいって言えよ。そのための手段としてのバンドだったら、なんでもいいじゃん。不動産勉強してお金持ちになってもいいし。悪いことして犯罪して新聞に乗れば有名になるよ。手段だろう。そうじゃないんだよ。

なんとなく仰ることがわかるような気がする。バンド×金持ちとかバンド×有名は違うのか。やりたい事×承認欲求とか、やりたい事×〇〇欲求ではないんだろうな…と思った。

夢っていうのは目的なんじゃないかって僕は思うんです。そいうことで考えると、僕は十代の頃バンドを始めた瞬間に叶っている。そして、今もやってるからずーっと叶っている。ずっとこのままで良いんです。めちゃめちゃ楽しい。あの頃よかったなんて一回も思ったこと無いよ。今もおんなじだもん。

怒られる回じゃなかった…とほっとしながら、僕の夢はなんだ?の問いが始まった。退職してから約1年。向き合って来たはずだけど、まだぼんやりしている、その答え出ない事が怖くて、問いを避けてきた気もする。誰かに言われて夢みたいなものを仮で置いた気もする。シンプルに、自分の中からでてきた言葉があったか?と、自問自答していた。no+eにやってきたのも、もがいているのも、”文字で生きたい”そんな思いがあったんだと思う。音楽で生きた人が言うんだから、従ってみよう。1つのことを突き詰める人が羨ましく思えた。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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やす

余談:いい加減、この見切れている写真バナーどうにかしたい。


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