『カフェ☕ライノツメ』その4〜キャンドルを作りたい熱がフツフツ♪
カランカラン♪
大きな木の扉を開けるとフワッとコーヒーの香りに癒やされます。
ここは茶白猫ライのお店
『カフェ☕ライノツメ』
「いらっしゃいニャー😺」
ゴリゴリゴリゴリ♪ゴリゴリゴリゴリ♪
猫のライさんは器用にコーヒー豆を挽いています。
その横ではお湯がシュンシュン鳴っています。
私はいつもの通り、ライさんの立っているカウンター席に腰をかけることにしました。
「最近ね、キャンドルが気になるの」
ニャ?(ΦωΦ)
「キャンドルって、あのトロ〜と溶けてユラユラ~って炎🔥ニャ?」
「そうそう!いろんなキャンドルがあるんだよ♪
例えばね、ビール🍺とか、お団子とかパフェとか(笑)」
「それって食べ物ニャ😽」
「見た目そのまんまなの!
お父さんのお葬式をお願いした仏壇屋さんで、お線香と一緒に売ってたんだよ♪」
「買ってみたのかニャ?」
「ううん。
その時は今っていろんなキャンドルがあるんだな〜って思ったくらいだったの。
それがね年末年始くらいからキャンドル熱が、こ〜フツフツと沸いてきてね、この半月くらいでグツグツグツグツ🎶」
「ニャニャニャ♪
どんな事をかニャ😸」
「まずはね、キャンドルってどうやって作るんだっけ?からだよ。
むか〜し小学生の頃に、近くの学童のイベントでローソク作りのイベントがあって、市販のローソクを削ってクレヨンと混ぜて溶かして紐を垂らしたカップに入れて乾かすってのをやったのを思い出したんだけど、楽しかったなぁって。
だけど、ちゃんとした物を作りたいからどうしようかなぁ〜って」
「今だとスマホで調べることが出来るニャね😸」
「そうそう!
調べたらまず『キャンドルの資格を取れます』が飛び込んできたんだ。見たら基礎からアーティストといろいろあったの。
通える場所にもあったから行こうかな?とも考えたんだけど、そもそも資格が必要なのかな?って疑問もあったんだ。
スッキリしないから更に検索していったら、国家資格ではないから別に資格は要らないんだなってわかったの。
だけど、火を扱うから基礎は勉強しないと危ないんだなって。ローソクの芯にもいろいろあって炎の大きさにも関係してくる事がわかったの。
それからね!原材料がいろいろあるんだよ。」
「ニャニャニャ(ΦωΦ)
色はいろいろあるけれど、トロ〜は同じじゃないニャ?」
「そうなんだよ!違うの(笑)
昔からある、あの仏壇用のうっすら白いの。あれは石油なんだよ。ローソクって石油だったんだね。
最近はソイキャンドルって言って大豆から出来たワックスを使うキャンドルがあって煤が出にくいのもあるの❗
あと、ヤシの実とかお米とか…そうそう蜜蝋もある❗」
「ニャンかヤスエさんの頭の中は、今キャンドルだらけニャね(笑)」
へへへ(〃∇〃)
ニャニャニャ♪
ライさん、何やらミルクを温めています。
「石油はいつか枯渇しちゃうし、体にも良くないみたいだから、どーせなら体に良いキャンドルが作りたいなぁ💕」
「そうニャね
猫にも大丈夫なのが良いニャ(ΦωΦ)」
「だね♡
ちゃんと作れたらライさんのお店でも使ってくれる?」
「もしかしたら、君はアクセサリーだけではニャくて、キャンドルも制作販売するつもりかニャ?✨」
「へへへ〜(笑)
まずはお勉強してシンプルな普段から使える物を作るんだ♪
燃焼実験もして、大丈夫ならね✨」
「ちゃんと出来たら置いてあげるニャ😸」
「ライさんありがと💕
ソイキャンドルや蜜蝋キャンドルって嫌な臭いも消してくれるんだって♪
うちの宇宙人の男臭〜いお部屋も、キャンドル焚いたらかなり緩和されたんだよ🎶」
「ニャニャニャ❗
それは良かったニャ❗」
「ね😁
今ね、いろいろと道具を揃えているんだ♪」
「作るの楽しみニャね😸」
「うん💖」
ライさんが温めたミルクとドリップしたコーヒーを合わせるとフワァ〜と優しい香りが漂って来ます。
カウンターにはパンも二切れサービス♪
ラッキー♡
私のおしゃべりはまだまだ続くのでした(笑)
☕…☕…☕
前回のお話し〜その3
「感謝を込めて入院の精算」
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ほっこりな時間となりますように♪
2024/1/16 tue
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