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「新世代の認知行動療法」熊野宏昭(1)

マインドフルネスとは、今の瞬間の現実につねに気づきを向け、その現実をあるがままに知覚して、それに対する思考や感情に囚われないでいる心のもち方や存在のありようを意味する言葉であり、2600年前にブッダが人生の苦悩から解放されるための要として提唱したものである。(p.25)

早稲田大学人間科学学術院の教授もなさっている熊野先生の著書(2012年)である、日本では低迷していた認知行動療法の第一世代、第二世代、そして第三世代というプロセスを分かりやすく説明なさっている、これは心理学を学ばない人にも効用である。

1回目、マインドフルネスについてコピーさせていただきました。
マインドフルネスを深く理解して日常に持つのは、
とても効用を感じます。
悪い経験をすぐに思い出し、
感情や行動に悪く転用してしまうのは多い。
そのまま取り込める認知になれば、
認知行動は展開する。

マインドフルネスと、その結果実現される「思考や感情から距離をとり、それが心の中の一過性の出来事に過ぎないことに気づく」メタ認知的気づき(metacognitive awareness)の有効性が広く知られることになったのである。(p.26)

「メタ認知的きづき」
を適切に常時図れるようになれば、
心や体の展開も良化するでしょう。
人生において、
何事も起こります、
その経験をいかようにも把握して残せます。
「認知行動療法」が心理学だけではなく、
人生に幅広く役立つ考え方であると信じます。

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