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中日・期待の星!森博人投手

 ミスタードラゴンズ・立浪新監督を迎え、まもなく沖縄キャンプが開幕する中日ドラゴンズ。今季も強力投手陣を武器に戦うことになりそうですが、その投手陣の中で新たな芽がでようとしています。2年目右腕・森博人投手です!

昨季は・・・

 2020年のドラフト会議2位で中日に入団した森投手。愛知県出身で、地元球団に入団した森投手には大きな期待がかかっていました。1年目の昨季は、開幕後からしばらく2軍暮らしが続いたものの、シーズン終盤の9月に1軍初登板を果たし、10試合に登板しました。勝敗はつかず、防御率は3.00という成績を残し、2年目の今季に繋がる投球を魅せてくれました。

奪三振率・11.25!

 昨季の森投手は1軍で12イニング投げ、奪三振率は11.25という素晴らしい成績を残しています。登板試合数、投球回数に違いはあるものの、中日の守護神・R・マルティネスの奪三振率を上回っています。森投手は主に中継ぎ投手として登板していますが、ピンチの場面で三振をとれる能力は魅力的です。厳しい場面で三振をとり、ピンチの芽を摘む。まさに中継ぎ投手として最高のポテンシャルを持っていることになります。

一方課題は・・・

 しかし、課題も残されています。それは四球の多さです。森投手の与四球率は6.75とやや良くない数値がでています。ただ、2軍の与四球率は2.20と素晴らしい数値がでています。この数値を見る限り、制球が悪いとは決して言えません。今後、1軍レベルの打者に対し、四球の数を減らすことができれば自ら窮地に陥ることはなく、厳しい場面を任せられる投手となるでしょう。

強力投手陣に割り込む!

 森投手は新型コロナウイルスに感染し、出遅れが予想されます。また、中日の中継ぎ陣の層は厚く、簡単に登板機会を得ることはできないかもしれません。しかし、まだプロ2年目で焦る必要はありません。着実に芽はでています。森投手の名前が全国にとどろき、マウンドで大きな花を咲かせて輝く日が今から待ち遠しいです。



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