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衆院選を考える

選挙、行きましたか? 自分はこれから行きます。そんな朝に自分なりの選挙に対する考えです。

1、感染症

自分にとって最大の焦点は感染症対策。とにかく5類のインフルエンザ相当に変更してほしいが、それをいう政党がないのが残念だ。正直、ウィルス相手にどこまで人知で対抗し得るのかは疑問符のあることだ。だがその人知たるmRNAワクチン。まさに人類の叡智のたまものだろう。

いくらでも人は死んでいるのに、過剰に「見える化」された恐怖で人は慄く。

2、多様性の時代

時々気になるのは、高度成長時代の「古き良き時代よ、再び」的な話を聞くことだ。時代は先に進んでいるのに、戻してどうする。だからジェンダーも先に進まない。とはいえ多様性の時代だ。かつての「全員が同じ方向を見る」という舵取りも難しい、とは感じている。

そんな日本の経済の先行きは不安である。技術力では世界に対抗できる気がしない、が率直な感想だ。では観光大国になるのか。その可能性は大きいと感じた。感染症が世界を覆うまでは、だ。以前はインバウンドによる経済効果は大きかったが、今後は不透明である。

3、山本太郎

我らがメロリンQ。政策の是非はあるかもしれないが、何かやってくれる、そんな期待感が大きい。そして46歳という若さも魅力だ。

消費税撤廃。確かに消費者にとってはありがたいことだが、経済全体で見たときのバランスに関しては、自分は勉強不足である。

4、演説

選挙演説というのは結構好きだ。やはり政治家だったり、政治家を目指している人のスピーチ力は違う。そもそものエネルギー値が高いのだ。だから引き込まれる。しかし1点だけ苦言がある。それは「他者を罵倒しすぎている」だ。とにかく罵倒する。これでもかと罵倒する。そして我々は素晴らしいと演説する。この「罵倒」は聞くに堪えがたい。もう少し「我々の目指すべき未来」に注力して話してもらいたい、と願う。

ちなみに先日、街角演説準備中の候補者の方と立ち話する機会があった。候補者といっても名古屋市議会でそれなりに実績のある人だ。政治に対する考え方は違っても(例:冒頭の感染症対策など)、笑顔で気さくに話してくれたその方は人として尊敬できる、そんな人間力を感じられる政治家であった。やはり選挙に勝ち抜いた胆力は凄いのである、そう感じた立ち話のひと時だった。

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