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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第240話 資産承継士業養成講座「優れたビジネスパーソン③」

コンサルティング習慣があれば、このビジネスパーソンは否応なく大変、魅力的な存在となって、引く手はあまたとなります。優れたビジネスパーソンの誕生です。
 お客さんが一回きりの仕事もあります。例えば、相続ですね。これは同じお客様に一年で何回も続くことはありません。相続を紹介してくれた葬儀社・互助会・銀行・証券会社・保険会社もがお客さんだということです。あるいは業務内容の違う同業又は異業種の士業です。さらにいえば同じ職場の従業員であったり、場合によってはインターンの学生の家族だったりします。そういったあらゆる方々に、この先生はいい人だなと思っていただくことが大事です。目に見える範囲では同じことを繰り返しているように見えて、言葉や行動から、この先生はどんどん進化しているなぁと思ってもらえれば、魅力的に感じてもらえます。当然、仕事を依頼してくれます。紹介元が企業である場合などは、そのおかれている環境は、ものすごい勢いで変わっています。その変化が分かれば、こちらも変化できます。環境の変化に気づけるような、きめ細かな見方をする必要があります。そのときに紹介元の企業の方々、そしてその家族の喜ぶ顔が見たいなと思えば、「普通」の士業には見えないものが見えてくるというわけです。それが「特別」だということです。変ですよね(笑)

S井・N村:たしかに変です(笑)

荻野:(笑)では、今のお話しをさらに、資産承継業務の相談シーンにあてはめてみましょう。稼げる士業の方程式である「法律実務スキル×コンサルティング習慣」のリアリティをもっていただきたいと思います。

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