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【2023年 アイビスサマーダッシュ】全頭見解


■1枠1番 スワーヴシャルル

前走、韋駄天Sを14着と大敗したスワーヴシャルル。芝、ダート両方ともコンスタントに出走しており、好走経験があるが、それも下位クラスの話。今回と同じ舞台で大敗した馬が、重賞初挑戦で結果を残せるとは考えにくい。


■1枠2番 ロードベイリーフ

昨年、同レースで3着だったロードベイリーフ。期待したいが、その後はまったく活躍出来ていない。また二桁着順もある。厳しい。


■2枠3番 オールアットワンス

今回が3回目の挑戦となるオールアットワンス。2021年では勝利したが、昨年は6着と掲示板外になってしまった。もっとも、2021年のアイビスサマーダッシュで重賞初制覇した後、凡走続きであったため、昨年は然るべき結果と言えそうだ。

気になる点は、1年間のブランク。過去に勝利している舞台とは言え、馬券を検討する上で状態面の確認は必要そうだ。1度勝利したレース、今回が3回目となり、2つ目の勝ち星をつかみたいところだが、その道のりは簡単ではないだろう。


■2枠4番 ロサロッサーナ

勝ったレースは、上がりがよい。持ち味がだせれば...と言ったところか。今回と同舞台、同条件での大敗実績をみると、印の検討は控えたい。


■3枠5番 バンデルオーラ

前走、3勝クラスで11着。さすがに能力が足りないと考える。


■3枠6番 ジャングロ

約1年3か月ぶりの復帰戦となるジャングロ。昨年春のニュージーランドTで重賞初制覇を達成し、続くNHKマイルCでは7着と惨敗したものの、メンバー上がり2位の脚をみせている。通算成績も9戦4勝 [4-2-1-2]で、ポテンシャルの高さが伺える。

これまで芝1200~1400メートルに出走し、芝1000メートルは初。ただ、これまでの成績を踏まえるとスプリント性は高いと考える。初の芝1000メートルではあるが、ポテンシャルの高さから十分上位を狙えるだろう。

長いブランクがあるため、状態面が気になるが、そこがクリアできていれば、上位争いは間違いないと考える。期待したい。


■4枠7番 チェアリングソング

直近1年、ほとんどのレースで二桁着順。厳しい。


■4枠8番 ライオンボス

アイビスサマーダッシュに5回目の出走となるライオンボス。重賞初制覇が2019年の本レース。その後、2着→2着と続き、昨年は10着に沈んでしまった。前走の韋駄天Sは13着。ピークアウトと考えない方が難しい。


■5枠9番 サトノファビュラス

直近、オープンクラスで二桁着順が多い。厳しい。


■5枠10番 トキメキ

今回、3回目の挑戦となるトキメキ。初挑戦の2021年は4着、昨年2022年は11着と着順を落としてしまった。一貫して芝1000メートルに出走しているわけでなく、芝1200メートルなども挑戦している。ただ、芝1000メートル特化型ではないにしても、昨年、駿風Sを勝利、前走の韋駄天Sを3着と新潟芝1000メートルの好走経験を持っているため、今回の舞台適正は良いと考える。前走の好走を踏まえ弾みのある馬、3度目の正直を期待したい。


■6枠11番 メディーヴァル

今年、ダートから芝に転向し、韋駄天Sを勝利したメディーヴァル。ダートでは下位クラスで活躍していたが、昨年は凡走が続いている。ダートの成績から判断すると印の検討が難しいが、韋駄天Sでの走りっぷりだけを見ると、芝1000がフィットしていると判断したい。気なるのは中1週で重賞初挑戦という状況。当日の状態を確認した上で印を検討したいところだ。


■6枠12番 ヤマトコウセイ

直近、オープンクラスで二桁着順が続いている。厳しい。


■7枠13番 ヴァガボンド

デビューから一貫してダートを使っていた馬。初の芝で、直線を得意とする馬たちを相手に好走するのは至難だろう。


■7枠14番 スティクス

今回が2回目の挑戦となる。昨年のアイビスサマーダッシュでは5着だった。
重賞で掲示板に入っているため、一定の評価をしたいが、その後も、その前もオープンクラスで二桁着順であり、どうしてもパフォーマンス面で疑問が残る。

ただ、昨年の韋駄天Sでは10着だったところ、今年は7着と着順を上げてる。
また、同レースで5着の成績を踏まえると、芝1000はフィットしていると考えたい。スタートで先頭を取れれば、勝ち負けの可能性が十分あると考える。展開しだいだが、何かしらの印を打っておきたい。


■7枠15番 マウンテンムスメ

直近、オープンクラスを二桁着順。しかも過密スケジュール。連闘。厳しい。


■8枠16番 ファイアダンサー

昨年、今年と3勝クラスで馬券圏内に入っておらず厳しい結果が続いていたが、前走の韋駄天Sではメンバー上がり最速の末脚で2着となった。5歳であり、能力面でピークアウトの不安はある。しかし、前走の好走と芝1000メートルでメンバー上がり上位に入っている状況をみると、まだまだやれそうな気配を感じる。

重賞は今回が初挑戦となるが、前走のパフォーマンスを再現できれば侮れない存在だ。期待したい。


■8枠17番 シンシティ

昨年、同レースで2着だったシンシティ。以降、二桁着順が続いているのが気になる。昨年は、韋駄天Sを3着、アイビスサマーダッシュ2着という流れがあっただけに、前走の韋駄天Sが11着だったのが痛い。二桁着順が気になるが、暑い時期の好走経験があるため、ノーマークは禁物という印象だ。


■8枠18番 レジェーロ

昨年、同レースで4着だったレジェーロ。ただ、大外の好条件で4着止まりであるため、能力に疑問が残る。前走の韋駄天Sでは6着と掲示板外だったが、
しっかり脚を使い、勝ち馬とコンマ1秒の接戦という内容を踏まえると、負けて強しと考えたい。ノーマークは禁物。何かしらの印を検討したい。

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