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コミュニティに集まる人々の目的について考えてみた

どうも。ヌーラボの原田です。

最近、さまざまなコミュニティに参加して感じることをメモがてら綴っておきます。個人の見解ですし、あくまでも頭の中で考えていることをアウトプットするだけなので、駄文失礼いたします。

と、その前にサッと宣伝を…「プロジェクトマネジメントに関わる全ての方のための祭典」として12/9(土)に福岡でBacklog Worldが開催されます。全国にあるJBUGの拠点のリーダー陣が有志で集まって準備を進めています。

プロジェクトマネジメントに関するベストプラクティス満載のイベントとなっているので、興味ある方はぜひ!

ということで、本題に入らせていただきます。


コミュニティに集まっている人たちは何を求めているのか?

最近、様々なコミュニティに顔を出して感じることは、コミュニティに集まる人たちは、自分たちの探求心や好奇心を満たすため、さらには自分自身で答えを見つけ出したいという願望を持っているのかなと思いました。

そして、似た志を共有する仲間との交流を通じて、新たな発見や学びを求めているようにも感じます。素晴らしいですね。

自分たちの考えや感じたことを自由に表現し、他のメンバーからのフィードバックや意見を受け入れることで、より深い理解や洞察を得ることができます。さらに自分たちの経験や知識を共有し、互いに刺激を受け合うことで、個々人の成長や発展につながっていくのかなと。

コミュニティにおけるコミュニケーションは、対話と相互理解に基づいていて、オフラインでの開催はその相互作用をより豊かにしていました。

それぞれのコミュニティにある「コンセプト」を楽しめる人たちが集まるコミュニティは、安心感や共感、高揚感を与える環境を提供し、参加している人たちが自分自身のアイデンティティや興味に基づいて活動できる場を作り上げている気がしました。

参加している人たちが各々でそういう環境を作りだしているにも関わらず、参加していてどこか安心感があるというか、帰属意識とはこのことか…ということを肌で実感しました。

ビジネススクールはコミュニティではないのか?

今、ビジネススクールに通っていますが、ビジネススクールもコミュニティ的な役割を果たすと思っていたんですが、一種のコミュニティであると考えられるものの、実際にはコミュニティとしての連帯感や横のつながりが必ずしも強くない場合があるなと感じています。

これは、大人の学びの場として目的指向性が強く、個々人のキャリアや学習目標に集中する傾向があるからなのかなと思いました。参加者は共通の目的を持って集まっているものの、個々人の目標達成に重点を置くため、必ずしも他の参加者と積極的に関わることが優先順位として上位ではないのかなと。

また、僕が参加したビジネススクールでは、自発的な交流や協力関係を築くための機会がほとんどないことも大きいかもしれません。限られた時間の中で目的に向かってただただ時間を消費していくという中で、横のつながりを作る機会がありませんでした。

ただ、ビジネススクールは多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まる場であり、そこから生まれる異なる視点や思考の共有は、学びの深さを増す要素となり得ます。

したがって、こうした学校においては、コミュニティ感を強化するための積極的な取り組みや、異なる学生間での協力や交流の機会を設けることが、より充実した学習体験につながる可能性があるのかなと感じています。

ポッドキャストから生まれるコミュニティ

最近、ポッドキャストもはじめたわけえすが、ポッドキャストは、コミュニティ形成の強力なきっかけとなる媒体だと思っています。

リスナーは自らの関心や情熱を共有するコンテンツに引き寄せられ、その熱量がコミュニティの核を作りますし、ポッドキャストのパーソナリティとリスナー間、またリスナー同士での交流が可能な場を提供することで、より強固なつながりや帰属意識が生まれます。

ポッドキャストから生まれようなコミュニティは、共通の興味や価値観を共有する人々を結びつけることで、強い絆や支持を生むことができるからです。

リスナーは、ポッドキャストを通じて新たな知識や洞察を得るだけでなく、同じ内容に興味を持つ他のリスナーとの対話を通じて、個人的な経験や見解を共有する機会を得ます。

これは、情報を受動的に受け取るだけでなく、能動的に参加し、コミュニティの一員としての役割を果たすことを可能にします。

ハイコンテキストなコミュニケーションから、顔が見えることで適度な距離感を保ちつつも、親密さやつながりを感じられる特性を持っています。これにより、よりリアルで生き生きとした対話が可能となり、参加者は自分の思いやアイデアをより直接的に共有できるようになるからです。

ポッドキャストやってます↓

まとめ

最近の体験を踏まえて、コミュニティにはさまざまな形があるものの、帰属意識を感じる場所として重要な役割を果たしていることに気づきました。これがコミュニティの核なのかなと…。

帰属意識はコミュニティの中で満足感をもたらしますし、さらには安心感も生まれるのかなと思います。自分の居場所的な感じですね。そして、私たちの学びや成長に不可欠であり、それぞれの環境やニーズに応じて変化し続ける貴重な存在だなと実感しました。

コミュニティへの貢献が見返りを目的とするのではなく、どのように貢献を生み出しているのかという点を軸に考えて、コミュニティを構築していきたいと思います。


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