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【50周年イベント・レポ No.5】さだまさし 50th Anniversary コンサートツアー2023~なつかしい未来~三夜「管もナイト」/東京国際フォーラム

はじめて、さだまさしさんのコンサートを行きました。
2023年8月1日(火)夕方、銀座にある東京国際フォーラムへ。


[東京]東京国際フォーラム ホールA(50th Anniversary 三夜 管もナイト)
「さだ工務店」と管楽器できらびやかに!
■開催日 8/1(火)
■開場 / 開演時間 開場 17:00 / 開演 18:00
■開催地(都道府県) 東京
■コンサート会場 東京国際フォーラム ホールA

https://masasingtown.com/contents/607939

1973年11月にフォークデュオ「グレープ」で全国デビューしたさだまさしさんの、デビュー50周年を記念するコンサートツアーです。東京では4日間にわけて、毎回違うテーマで開催しています。
今回参加したのは第三夜「管もナイト」です。
管楽器のバンドの演奏のもとに、これまでにほとんどコンサートで歌わない曲を歌うという趣向でした。マニアックな夜でした。

さだまさしさんのコンサートといえば、トークがすごいという噂は聞いていましたが、まさにその通りでした。さださんの歌と、さださんのいつものバンドと管楽器バンドの伴奏もとてもよかったですが、さださんのトークはとっても面白いですね。そして、面白い話だなと思ったら、いつの間にかジーンとさせるような人情噺になったりして、落語のようでした。

デビューから50年間、今でも新しい曲を創って歌ってという、その創作活動はすごいですね。さださんのトークをお聞きして思ったのは、自分のことではなく、いろんな人との交流があり、その交流の中からいろんなものを吸収して、歌にしたり、トークにしているのだなと思いました。
人との交流の中から多くのものを生み出していますね。
おそらく、自分の中だけの思いや衝動だけでは、50年も創作活動を行うことは難しいでしょう。いろんな人と交流して、その人たちの思いを共有したり、一緒の体験をすることなどで、新しいものを得ているのですね。そこから新しいものを生み出しているだなと感じました。

さださんと言えば、災害救援のチャリティーコンサート、長崎の平和活動のチャリティコンサート、長崎のピースミュージアム、風に立つライオン基金など、いくつものチャリティ・社会貢献活動をされていますが、それも人との交流から生み出されています。

50年間、継続して活動をしていく秘訣は、人との交流とそこから得られたものをアウトプットしていくことですね。少し、NPO活動に近いものを感じました。
コンサートで歌われた曲の中の一つです。
「君は歌うことが出来る」
歌詞の内容がNPO活動の応援になるものでした!

最後に、コンサート会場にあった募金箱シリーズです。
トークの中でも、これらの募金活動の紹介もあって、素晴らしいですね。

寄付先:(公財)風に立つライオン基金


「風に立つライオン」の由来
大きな自然災害が起こる度、さだまさしは自身のコンサートでの募金活動や被災地での慰問コンサートなど、個人で支援活動をしてきました。その活動は東日本大震災以降、さらに活発になっていきました。
「風に立つライオン」は、ケニアの長崎大学熱帯医学研究所に派遣され、日本に帰国したばかりの柴田紘一郎医師と出会った1972年に端を発します。それから実に15年の歳月をかけて作られた楽曲「風に立つライオン」が、1987年に発表。やがて、俳優の大沢たかおさんがこの曲を大変気に入り、さだに映画原作の執筆を熱望され、2013年に小説として発表。2015年に大沢さん主演の映画が公開され、大ヒットしました。
映画のロケに同行したさだは、この時初めてケニアの地を踏み、現地で献身的に働く日本人の女性医師との邂逅などがきっかけとなって、法人設立に向かって大きく動き始めました。
「途上国で頑張る日本人医師や教育者などの『風に立つライオン』の力になりたい。」 「見過ごされがちな個々人へ細やかな援助をしたい。」 「被災地で人を救うために活動を行う、国内の個人や団体の「偉大な志」を応援したい。」
様々な縁が重なって、柴田医師との出会いから43年、映画「風に立つライオン」公開から5ヶ月後の2015年8月、「一般財団法人 風に立つライオン基金」が誕生しました。

寄付先:NPO法人ナガサキピーススフィア 貝の火運動(ピースミュージアム)

寄付先:貝の火運動基金

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