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ドルトン東京学園って「どんな学校」ですか?

よく聞かれる質問だ。

今日もある方から、そんな質問を受けた(^_^;)
思いつくままに特色を挙げてみた。

《学びの環境》

1クラス25〜27人の生徒数
教員1人あたりの生徒数8.6人(生徒数534人/常勤教員62人)
外国人教員比率19.4%(13人)
教科教室(教科センター)方式
ノーチャイム制
シームレスネットワークを意識した空間構成
環境配慮型(ZEB Ready 認証済)校舎
STEAM教育を実践するクリエイティブな専用棟
BYODに最適化されたICT環境
社会と連携した探究活動
学びを深める「自分の研究室」(ラボラトリー)
オフィスアワー
長期休暇中のCAC

《学び方・評価》

アサインメントによる授業展開
二期制(中等部・高等部共通)
定期テストなし
観点別の形成的評価
15のコンピテンシーに紐づいた6年間の学び
授業のテーマは「答えのない問いを追い求める」こと
生徒自身が時間割を作成(高等部、5・6年生)
英語の授業は習熟度別少人数編成
ターム留学とアカデミックイヤー留学の制度化
学びの成果はe-Portfolioに記録
Blended Learning(リアル授業とオンライン授業の融合)
河合塾コンテンツを用いた進路サポート

《学校生活》

学年制を併用したハウス制
毎日の昼休みはハウスで過ごす時間
楽しみながら取り組む探究的な部活動
細かな校則なし
自主的に運営される生徒会と保護者組織
生徒中心に企画運営するFest行事

《教員の働き方》

年間を通じた変形労働制(週5日・平日9時間勤務がベース)
持ち時間
時間外勤務の扱い

他にも、細かく言えばもっとたくさんある。
大事なことを書き漏らしていたらゴメンナサイ。

CACなど、何それ?ってことはさておき......これらのうち何か一つを語れば「ドルトンか」と言えば、そうではない。

全ては根底でつながっている。


むしろ、あちらを立てればこちらが立たず。相反することは少なくない。その位置取りを柔軟に可変させることで全体のバランスを保ち、パフォーマンスを上げていくことが必要だということ。

教職員だけでなく、生徒や保護者と一緒に「カイゼン=試行錯誤」を続けていく。その営みが学校の新たな価値を生み出し、ドルトンプランの「学習者中心の教育」を実現していく道筋になると考えている。

その際、私が描く判断基準は

  • 生徒の学びにとって「必要か」「最適か」

  • 未来の社会に「貢献」できるか

  • 働き方や学校経営が「持続可能な形」になっているか

……ということ。

中央教育審議会の答申においても「令和の日本型学校教育」の姿として、『個別最適で協働的な学び』の実現が叫ばれている。これまでの一斉で画一的な教師主導型の学習から、学習者が自らの学びをデザインする学習への大きな変化が始まっている。

その先頭に立つ学校の一つがドルトン東京学園ってことかな。


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