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共存と調和を目指すホテル

福江島に到着し、港の周りを散策して、食事を頂けば
五島での一日目も終わりに。後はホテルでゆっくりと
しつつも空間を楽しもう。旅のルートを考えて、福江港
にもほど近く、街中に位置するhotel souに宿泊した。


五島バラモン凧に迎えられて
通路には五島を舞台としたばらかもんも
部屋は201。客室は3室のみの小さなホテル
開放感のある25㎡のツインルームで
むき出しのコンクリートを生かした内装には
こだわりの納まり。初めてみるスイッチの形
階段の形も部屋を構成する要素の一つ
無機質な空間の所々にあたたかみある木の素材
ベッドヘッドのスイッチも楽しげに
コンクリート色のざっくりとした壁の風合い
ベッドサイドにはこだわりのあるスピーカー
空間を仕切るやわらかな籐の雰囲気
無機質さの中に温もりがある
窓の外の緑と風景とつながる空間は
ガラスによって広がりを持つ
ミラー越しにバルコニーも
ゆったりとした浴槽で一日の疲れをいやす
翌日の朝も天気に恵まれて
また今日一日、五島の風景を楽しもう
古い建物が発想によって新しい空間に
緑に包まれていくような外観の建物の
hotel souをを楽しんだ

hotel souは今回の旅の楽しみのひとつ

TECTURE MAGでも取り上げられている


2020年にオープンしたhotel souは、築50年程度の
コンクリート造の住宅をホテルへと改装した建物。
SUPPOSE DESIGN OFFICEにより手掛けられた。

それは、壊すか残すかではなく、壊しながら残す。
人工か自然かではなく、人工の中にある自然という
共存と調和のコンセンプトのもとに作られている。

SUPPOSE DESIGN OFFICEの谷尻誠氏は、以前も
取り上げた。壊しながら残すというコンセプトは、
ONOMICHI U2でも実践されて形となっている。

新しい建物の形。いつかNOT A HOTELにも

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