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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開か…

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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開かれた 今輝いて駆け出すよ」 という詞が好きです。 ささやかな言葉やありふれた風景に、 五感で感じる微かな違いに、今日も 心地よさとの出会いに期待しよう。

マガジン

  • 建築に込められた想い。時代をこえて受け止めたい

    建築には、それらを作った人の思いが詰まっている。そんな思いを感じることができればと、建築を見に足を運びます。

  • まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう

    ざわめき、香り、空気、光、そこに行くことで気づくことがある。訪れる季節、時間によっても、それらは表情を変える。まだ見ぬ建物や風景に会いに行こう。

  • 植物の名前を知れば世界が広がる

    自然が織りなす色や形に魅了されている。観葉植物が少しずつ成長していくのを眺めたり、切り花の香りを楽しんだり、ドライフラワーを組み合わせるも楽しい。植物や花で日々に彩りと潤いを。

  • アートはよくわからない、それも含めて楽しい

    わからなくたっていい。何か違いを感じることができるなら。日常から離れて、日常を見つめ直すきっかけを探しに、今日もアートに会いに行こう

  • 今日の注目の記事まとめ

    言葉をつなぎ、世界を広げよう。書き続けることで、モノの見方、見え方が変わっていく。

最近の記事

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新天町商店街の宝物

私の知る限り九州にある岡本太郎の作品は 佐賀にあるかわでん工場内の「若い夢」 佐賀の歴史と文化の森公園内の「花炎」 別府駅近くの「緑の太陽」 である。 そしてあと一つ、福岡市の新天町倶楽部 に1枚の大きな絵が飾られている。 「挑む」という作品である。 1981年10月に開催された新天まつりに 芸術家の岡本太郎は東京から招かれた。 岡本太郎の人生とは、挑み続ける人生である。 21歳でピカソ作品との出会いと感動から、 岡本太郎の挑み続ける人生は始まっている。 人生で2回か

    • 古墳が残る街の中央には

      今回の北摂めぐりは高槻市へ 高槻市は古墳群が残る街。1500年も前の歴史の地を たどり、自転車を走らせて街の中心部にやってきた。 埴輪や古墳の風景を通り過ぎ、新しく建ち並ぶ建物に も立ち寄り、次は中心市街地の先の安満遺跡公園へ。 環濠集落といえば壱岐での風景を思い出す 正面に緩勾配の切妻の屋根。連なるアーチ窓も楽しい レストランのファーマーズクラブも紹介されて 街の中心にできたランドマークとなる安満遺跡公園 4期目となる市長の濱田氏による案内がわかりやすい 20

      • 建物をたどりながら高槻市の中心部へ

        旅先では、風景だけでなく建築も楽しんで 古墳の街の高槻。今城塚古墳を後にして、今度は街の 中央へ。旅をすれば、いろんなものが見えてくる。風景 はもちろんのこと、その中に建つ建物もたどっていく。 建物の外壁を見上げてめぐる旅は、今までもこれから も続いていく。そこに込められた意図を感じながら。 できる限り近づいて。工場見学はまたいつか 旧社屋の隣に竹中工務店により手掛けられた ここは地域住民との交流を目指す建物で 広大な敷地には、季節を感じられる庭も設置されて 設計

        • そして高槻市がほこる今城塚古墳ヘ

          高槻といえば埴輪。そしてはにたん。ハニワをたどり 2019年の日経プラス1で、訪れたい古墳NO.1にも 旅をして、その旅を振り返るほどに、未知なる世界が 広がっていく。ほんの小さな旅でも、日常のささやかな 風景も、角度を変えれば目に入るものは変わっていく。 何気ない街の公園は悠久の時を伝え、歴史館には古代 の魅力があふれ、そして古のロマンを感じる場所へ。 やはり専門家の方の話は興味深い 今城塚古代記念館についてもおさらいして ハニワの聖地の大阪 高槻を振り返る ハ

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        • 植物の名前を知れば世界が広がる
          17本
        • アートはよくわからない、それも含めて楽しい
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        • 今日の注目の記事まとめ
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        • 好奇心にジャンルはいらない。世界を感じ、知るを楽しもう
          23本

        記事

          ハニワをたどって歴史博物館へ

          ハニワ工場公園を後にし、ハニワをたどり次の目的地 の今城塚古代歴史館へやってきた。ここは2011年に オープンした古代を体感できるミュージアムで、高槻 がほこる今城塚古墳について学ぶことができる施設。 歴史館を体感した後は、次は今城塚古墳の風景へ 古墳時代は、3世紀から7世紀にかけての約400年間。 この時期に日本全体で15万基以上の古墳がつくられた という。高槻市や茨木市の一帯は、古代においては三島 と呼ばれた地域で、古墳時代から飛鳥時代にかけて 700基におよぶ古墳が

          ハニワをたどって歴史博物館へ

          日本でも有数の古墳群のある高槻市へ

          the Farmを後にし、またしばらく自転車で。茨木市を 越えると隣には高槻市。日本でも有数の古墳群のある 街でマスコットキャラクターはその名も「はにたん」。 そして次に訪れたのは住宅やマンションの一画にある 古代の埴輪工房と窯跡群の史跡新池ハニワ工場公園。 新池東側の丘陵上にあった最古、最大級の埴輪工場跡 を整備し、マンガの陶板や復元埴輪を通して、楽しく 古墳時代やハニワづくりの様子が学べる公園である。 はにたんはLINEスタンプにも 高槻にあるハニワ工場公園。高槻は古

          日本でも有数の古墳群のある高槻市へ

          緑に包まれたガーデンセンターへ

          デサントの研究施設を後にして しばらく自転車を走らせると、緑に包まれたガーデン センターが見えてくる。茨木市の彩都西駅から少し北 に上った位置のThe Farm UNIVERSAL。2015年4月 にリニューアルオープンした施設で、2000㎡の敷地に レストランや子供の遊び場、植物を販売するガーデン センターやガーデニングのショップを持つ複合施設。 the Farm GARDENはニフレル内部も手掛けている ツリーハウスといえばバルンバルンを思い出して 黄色といえば長

          緑に包まれたガーデンセンターへ

          斜めの線は外観に動きを与えて

          旅が終われば、また次の場所へ。週末には自転車に乗り 関西をめぐる。道中の風景を楽しみつつ気になる建物 をたどり、丸や四角や三角の様々な形の建物や、斜め の線にも目が止まる。それらはいろんな角度で、組み 合わさって、外観のデザインに動きを与える。そして 過去に見た建物も振り返り、そのつながりを楽しんで。 建物に動きをもたらす斜めの線は 建物の形に動きを与え、より複雑に 時には、その傾きに導かれるように リズミカルな様子に心もおどり 人の動きにも変化をもたらして ロゴ

          斜めの線は外観に動きを与えて

          外壁を見上げる旅を続けながら

          昨年の10月に関西に戻ってからも 建築を楽しんで。外壁を見上げる旅は続く 大阪に、京都に建物の外壁を楽しんで そして兵庫へも。関西をめぐる旅は続く 建物を、外壁を楽しむ旅を続けていく。そして今回、 訪れたのは和泉府中駅から歩くこと10分、深い庇の デザインが特徴的な和泉市役所。休日はもちろんの こと、仕事で訪れる建物や風景も楽しみのひとつに。 赤いオブジェがもう一つ。オブジェめぐりも楽しんで 街の数字も楽しんで 西尾さんの対応力。紅しょうがとの楽しい動画 そし

          外壁を見上げる旅を続けながら

          旅で出会った外壁を振り返って

          旅をして、いつかの旅も振り返って 北摂をめぐる旅もおわり、いつものように旅の途中の 風景や緑、そしてアートや建物のデザインを振り返る。 そこに散りばめられた旅のかけらをたどりつつ、今回 は北摂に点在する特徴的な外壁デザインを楽しんだ。 街に点在する建物のいろんな外壁をたどる旅に その隣の建物は、かつて繊維の街であった箕面市の 金物やコンクリートとくれば次は木材で 北摂の旅は、建物をめぐる旅となった 旅をすれば様々な建物に出会い、外観を見上げてみる パターンのある

          旅で出会った外壁を振り返って

          北摂をめぐる旅も終わりへと

          豊中から伊丹へ。そしてまた豊中へと北摂をめぐる旅 も終わりへ向かう。最後は、また豊中市に建つ建物へ。 そこは2017年オープンの豊中市立文化芸術センター。 大きな庇のあるピロティから建物へと引き込まれる。 言葉のおもしろさを教えてくれた物語 豊中市立芸術文化センターで行われていたイベント マスラックスについて初めて知った 2017年にオープンしてから7年建つが、美しく保たれ ていて心地よい。自然味のある壁面で包まれたロビー は自然光が差し込み穏やかな空間に。部分の納ま

          北摂をめぐる旅も終わりへと

          伊丹といえばやはりこの場所へ

          伊丹市役所を後にして今度は東へと引き返す。途中に 建つミュージアムや酒蔵にはまたいつか。もう一度 猪名川を渡り、しばらくして目的地に到着する。伊丹 といえばやはりこの場所。せっかくなので立ち寄って。 伊丹スカイパークは滑走路に沿って設けられた公園で ANA CAの伊丹市ぶらり旅にも。次の旅の参考に 滑走路南端の千里川の土手も飛行機の観察スポットに 中央のオレンジの建物は宿泊もした照葉スパリゾート 街に近い位置にあるとても便利な福岡空港 福岡に単身赴任した2年半の間

          伊丹といえばやはりこの場所へ

          クスノキは姿を変えて時を刻む

          2020年から2年半をかけ整備工事が行われた伊丹市 新市庁舎は、2022年11月に開庁した。旧伊丹市庁舎の 北側で50年近くも市民に親しまれた26本のクスノキ。 それらの一部は二人の彫刻家により姿を変えた。日本 を代表する現代彫刻家の三沢厚彦氏と棚田康司氏は ともに、クスノキを素材に木彫を手掛けられている。 でもそれは、温暖な地域の山奥で育つ年輪が均一な 樹木であり、今回のように都会に育つクスノキは過酷 な環境により、年輪や木の質は不均一になるという。 二人は、この場所で育

          クスノキは姿を変えて時を刻む

          次は木のパネルに覆われた建物へ

          今回は北摂地域を自転車でめぐる旅。豊中市に位置 する箕面船場から西へと県境を越え兵庫県伊丹市へ。 日本海につながる広い兵庫県へは、まずは伊丹市から。 伊丹市は、兵庫県の中でも尼崎市と並びもっとも大阪 に近い位置にある。面積は25km2と、兵庫県の中でも 小さくコンパクトな街に様々なものがつまっている。 伊丹市は大阪市、神戸市へも近く、空港も有している。 その大阪国際空港は伊丹にあることで、伊丹空港とも 呼ばれている。電車以外には、バスの交通網が市内を 覆い、自転車のネットワ

          次は木のパネルに覆われた建物へ

          自転車の旅では道中の風景も眺めながら

          キャンパスの建物を後にして、次の目的地へと向かう。 自転車の旅では道中の風景も楽しみながら。カフェで くつろぐのは今度にして建物をめぐる旅へ。気になる 風景には立ち止まり、過去の風景にも思いをはせる。 イタリア文明宮の建物を思い出す ここはノイカフェと同じ系列のお店 こちらはノイカフェの本店の箕面船場のお店 ノイカフェといえば万博記念公園にも また次に万博記念公園に訪れる際に立ち寄ろう 屋久島を感じるお庭にとてもひかれる 情緒ある影の風景にひかれている この風

          自転車の旅では道中の風景も眺めながら

          次はキャンパスの建物や空間を楽しんで

          箕面船場阪大前駅の側の街のような公共施設。そして その隣には駅の名の通り、大阪大学の箕面キャンパス が建つ。25の言語専攻を持つ建物は外国研究講義棟。 箕面キャンパスから、この地に2021年に移転された。 ここは言語と文化の新たな世界に導かれる場 外観は繊維のイメージをモチーフとして 斜めの線が作りだす動きのあるデザイン。その建物は コンクリートのアウトフレームの構造体に支えられ、 開放的な内部空間を持つ。構造がデザインとなって、 機能性を生み出している。そのデザインは

          次はキャンパスの建物や空間を楽しんで