見出し画像

旅で出会う龍も年賀状の素材へと

旅で出会った牛のモチーフ。旅では干支も意識して。
今度は京都の旅で出会った龍や、今までの旅の風景の
中の龍を思い返す。旅を振り返れば、さまざまに旅
がつながって。そしてまた次の旅へと思いをはせる。


京都の街に散らばる龍のモチーフ。妙心寺には

狩野探幽の雲龍図。今回は見逃したので、またの機会に


妙心寺に広がる風景をめぐれば
唐門の欄間に施された龍の彫刻に

宿坊にもなっている大心院にまたいつか


細川護熙氏が手掛けた計40面の雲龍図の襖

龍安寺には驚きの風景が広がっていた


そして旅の終わりに訪れた北野天満宮

楼門には巨大な龍の絵馬。牛だけでなく龍にもふれて


その前の旅は京都の嵐山へ。道の途中の嵐山羅漢には龍の像も

旅で出会った龍のモチーフを振り替える


旅先で訪れる美術館。福田美術館の龍図は
円山応挙によるもの。楽しい江戸絵画にふれて学んだ

様々なものにふれて旅の風景をつなげていこう

干支のモチーフに、つい立ち止まって


九州での単身赴任の生活を終え、昨年10月から始めた
関西の旅。またいろんな所を訪れよう。旅先での風景が
今まで見た風景とつながったり、干支をテーマに旅の
思い出が入り混じり、頭の中で時間と場所が交差する。
実際の旅もよいが旅を振り返り、旅の気分を味わうの
も楽しい時間。以前に見た龍がいる風景を振り返ろう。



以前、東福寺で見上げた天井に描かれた雲龍図は

堂本印象の作。きぬかけの路の美術館にももう一度

平安神宮の手水に設置された蒼龍像。龍の彫像といえば


長崎の中華街の狛犬ならぬ狛龍
京華園の看板の後ろにも立体的な龍の陶板
ここには中国において最も神聖な霊獣である龍がいたる所に
年賀状の素材としても意識しながら
龍が点在する中華街の風景を楽しんだ

長崎の旅を思い出して懐かしむ。またいつか訪れたい



九州で過ごした2年半の間に、佐賀にも何度か訪れた

伊万里のやきものの里では橋の欄干に龍の焼き物


有田にある陶山神社の手水には龍の陶器

魅力あふれる佐賀県。有田や伊万里は代表的な場所


有田の隣の波佐見は長崎県。陶芸の里 中尾山の

ながせ工房で、龍の焼き物の造形を楽しんだ


その隣の三川内焼の里にも訪れた。こちらも長崎県で

佐賀と長崎。SとNにコンパスを向け、旅を繰り返した


三川内焼では繊細な技法を用いて
大胆で迫力のある作品が作られている
貼り付けや透かし彫り。陶芸の装飾の技術にもふれる

みかわち焼に実際にふれて感じる旅となった


陶芸の里には、焼き物が並ぶ風景が続く


こちらの干支の陶器は、むぎ焼酎の徳利で

壱岐の玄海酒造の展示の品。壱岐への旅も懐かしい


龍の姿は唐門の欄干にも。繁根木八幡宮には

うつわの風景を求めて訪れた小代焼の里への途中にて


旅先で訪れる神社の風景。三川内焼の里の陶祖神社には

今までみた中でもっとも立体的な龍の彫り物


壱岐の住吉神社の手水舎にには躍動感のある吐水龍

水を司る神さまの龍神により、水は神聖なものとして


神社によって吐水龍の形も異なって

怪我で自転車に乗れない頃に北九州の枝光八幡宮へ



こちらも龍のモチーフと解釈して。佐賀に広がる大きな空での

バルーンフェスタも佐賀の魅力のひとつだ


九州での2年半の単身赴任の生活で、いろんな所を訪れて


様々な龍のモチーフに出会った。これは筆架とよばれる筆置き

九州国立博物館ももう一度ゆっくりと訪れてみたい


そして最後にアートとなった龍のモチーフ
ヤノベケンジ氏が小豆島で手掛けた作品や
水都大阪2009で見たラッキードラゴンを思い出す

アートを通して、つながる記憶や風景を楽しんでいる


そして2024年の年賀状。色とバランスを意識して


寅年の年賀状はパターンを楽しんだり

兎年の年賀状はかわいらしいものとなった

旅で出会ったものや、日常のモチーフを組み合わせて
作る年賀状。その年に見たものから、以前に目にした
ものなど、色やバランスを考えつつ写真を並べるのは、
年末の楽しい時間。その年の思い出を振り返りながら、
素材がない時はら色や形のつながりをたよりにして。


巳年では、ネフ社のジュバをへびに見立てたり
ひも通しのポニーは色と形を
ヒュドラのフィギュアもモチーフの候補にも
子どもたちと遊びながら積み木を組み合わせて
ヘビのモチーフを作ったり。年賀状作りの楽しい思い出


来年は巳年。ちょうどひと回り前の年賀状のモチーフ
の写真を振り返る。へびの素材はあまりなくて、まだ
小さかった子どもたちと遊びつつの年賀状作り。さて
来年の年賀状に向け、ぼちぼちと素材集めを始めよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?