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古墳が残る街の中央には

今回の北摂めぐりは高槻市へ

高槻市に広がる風景をたどり楽しんで

高槻市は古墳群が残る街。1500年も前の歴史の地を
たどり、自転車を走らせて街の中心部にやってきた。
埴輪や古墳の風景を通り過ぎ、新しく建ち並ぶ建物に
も立ち寄り、次は中心市街地の先の安満遺跡公園へ。


まずは新しく建てられた建物へ
人工芝の広場はイベントスペースとしても使われたり
建物の名前はポーネルンドパークセンター
内部はボーネルンドのプレイヴィルや公園事務所
その横には市民活動拠点
ランニングステーションや貸室で構成されている
公園には他に建物も。こちらはSUNDAY'S BAKE569
ピッツェリア&カフェで食事も楽しめる
ここは安満遺跡が公園として整備された場所で
公園の中央には安満遺跡についての案内も
当時は濠をめぐらせた環壕集落。環濠のイメージが再現されて

環濠集落といえば壱岐での風景を思い出す

ここはかつて京都大学付属農場があった所。1930年竣工の
建物はリノベーションされ、レストランや資料館として

正面に緩勾配の切妻の屋根。連なるアーチ窓も楽しい

レストランのファーマーズクラブも紹介されて

建物の中には安満遺跡の展示館も
公園には、外壁が木片をウロコのように重ねられた
セイレーンをモチーフとしたデザインのスターバックスも
歴史のある建物や遺跡と現代の風景が混じり合って
建物の向うの山に残る安満宮山古墳
ここは高槻ならでは風景が広がる公園に

街の中心にできたランドマークとなる安満遺跡公園

4期目となる市長の濱田氏による案内がわかりやすい


2021年3月にオープンした安満遺跡公園は、国史跡に
指定されている歴史的価値が高い弥生時代の大集落を
整備した公園。10年の歳月をかけ整備されたという。

公園からは街や安満宮山古墳の、現代と古代の風景
が入り交じる。安満遺跡には水田が拓かれ、近畿地方
でもいち早くコメ作りが行われた場所とされている。
1928年に京都大学が付属農場を開設し、一帯を農場
として利用したことで宅地開発を免れ、地下の遺構
が良好に保存されてきたという。高槻市ならではの
古代の風景を感じられる公園を楽しんだ。街の中に
こんなに豊かな空間があるのはうらやましい限りだ。




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