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島原城の内も外も満喫しよう

島原城を訪れる前に腹ごしらえを。

具雑煮といなりを頂き、お腹も満たされた。さて、次は
島原城へ。島原城は廃城処分となり一度、取り壊された
後に復元されたお城。その天守閣はキリシタン史料館
となっている。島原を知る上ではキリシタンの歴史も
欠かせない。まずは、城の外観から楽しもう。島原城の
五層の天守閣の高さは33mあり、再建された天守閣と
しては、大阪城、名古屋城に次ぐ3番目の高さを誇る。

壮大な石垣を見上げ、島原城への期待も高まる
せり立つ石垣。当時の技術に驚きを覚える
さあ橋を渡って島原城の中へ
五層の堂々たる天守閣が見えてきた
石垣の上のなまこ壁がアクセントになって
破風による装飾がなく、すっきりとしたデザイン
3月半ばの頃。花の季節はとても短く
散りゆく花びらが地面を彩る
塀の上から島原図書館が見える。やはり屋根が特徴的だ
矢狭間を覗いてみる。丸い形に
三角も。島原図書館の屋根を見下ろす
そして四角。弓矢には長方形が適してるようだ

まるさんかくしかくも楽しもう

天守閣を見上げる。五層にまわる軒先の連なりが美しい
外壁に出格子窓や矢狭間。ここも弓矢で応戦できる場所
松の間から島原駅を望む。その向うには有明海の水平線
天守を見上げつつぐるりとまわる。統一された四面のデザイン
登録有形文化財に指定された島原城御馬見所は
幕末の頃、藩士の訓練状況を見るために建てられたもの
開口部のシンプルな格子。何かを意味しているのだろうか
開口部の大きな開放的な内部には
立派な雛人形。しまばら浪漫ひなめぐりんの期間中だ

毎年、2月初旬から3月初旬までは雛まつりの季節

島原城観光復興記念館は、ひなめぐりんのイベントの会場にも
島原城の由来を看板で学びつつ
いざ、天守閣へと上ろう
そして天守閣の頂部からの景色。見上げた場所は右下の辺り
頂部は開放されていて、ぐるりと島原を見渡せる。まずは西側
普賢岳の方面。手前には眉山、その奥の平成新山を望む
次は北側の諫早方面。航空写真で島原城の縄張りがよくわかる
連郭式の城郭は、本丸から二の丸が直線で並ぶ形
そして東側。島原駅は400年前の大手門がモチーフとのこと
島原駅は島原の堂々たる玄関口。向うの有明海も美しい
最後に南側。島原図書館もよく見える。海の向うは天草諸島
写真中央付近に猪原金物店。奥には巨大な船のような建物も

島原城では楽しくお城にふれられるイベントも

日本100名城の紹介も参考に。1分でもよく分かる

毎年末の自衛隊による石垣清掃により、石垣が美しく
保たれている。また令和4年7月4日~令和5年2月28日
までの期間、天守閣外壁等の改修工事が行われており、
3月半ばの、ちょうど良い時期に訪れることができた。

五層の堂々たる天守閣。外観を見上げ、矢狭間から、
天守閣からの風景を楽しんだ。西に普賢岳の雄大さを、
北に島原城の当時の広がりを、東に島原駅のむこうに
広がる有明海を、南に遠くに浮かぶ天草諸島を望む。
島原城を通して、島原に刻まれた歴史に思いをはせる。
次は、島原城に残されたキリシタンの歴史にふれよう。

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