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棚田は長い坂の向こうにある

棚田を見に行くのはこれで3度目。最初は、新潟の星峠
の棚田。大地の芸術祭にあわせ訪れた。2度目は昨年の
唐津の浜野浦の棚田恋人たちの聖地にもなっていて、
夕日にきらめく水田の光景が、印象的な場所である。
今回は蕨野の棚田。日本の棚田百選にも選ばれている。

初めて見た棚田の風景。星峠という名前も素敵だ
浜野浦の棚田は海の側にある。夕日に輝く棚田も見てみたい


さて、見返りの滝を振り返りつつ次の目的地を目指す。
棚田は長い坂の先にある。しかもかなりきつい坂だ。
旅の序盤だと大丈夫と自分に言い聞かせ、次を目指す。


田植えの時期を迎えている。苗の緑が輝いている
田園風景の中、平坦な道を快調に進む
相知町は複数の河の合流点。逢地の里の米として知られている
道の途中には小松酒造。日本酒にもきれいな水は欠かせない
唐津のお酒といえば万齢。今夜の一杯が楽しみだ


左右をしっかり確認して線路を渡ろう
家の形が連続している。つい立ち止まり写真をとる


見渡す限りの田園の風景。空がとても広い
整然と並ぶ苗。緑のグラーデションの風景を作っている
水田に映り込む山並が美しい。水は美しいものを反復させる
坂道を上っていこう。目指す展望所は坂の向こうにある
棚田の石垣の風景が続く。味わいのある風景だ
ヤマツツジの鮮やかな赤。とてもきれいな色だ
江戸の棚田。江戸時代に作られた棚田も残っている
さまざまな緑が織りなす風景が美しい
石垣が幾重にも連なっていく。迫力のある風景だ
間近で見る石垣はとても力強い。石垣は棚田の醍醐味でもある
目指す棚田の展望所はまだ先にある
それでもだいぶ上ってきた。棚田の風景が続いていく
展望台まではもう少し。坂の勾配はかなりきつい
この坂の先には展望所が待っている
やっと展望所に到着。なかなかの坂を上ってきた
眼下には美しい棚田の風景が広がっている
ふもとの町が遠くに見える。上ってきた甲斐があった
ここは太平展望所。写真をみると棚田の連なりがよくわかる
美しい棚田の風景。夕日を受ける姿も神秘的だ
雲が晴れてきた。あらためて素敵な風景だ
帰りは気持ちよい風を受けて一気に下ってきた。日陰で一休み


今回の棚田までの道のりは、想像以上にきつかった。
小さな自転車では無理があったかもしれない。でも、
行ってみなければわからないこともある。棚田を望む
風景はとても気持ちがよかった。上った分だけ迫力の
ある風景が広がっていた。次の目的地も山の向こうだ。
今回のルートは結構きつめも、風景を楽しんでいこう。


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