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黄色い御守と旅を続けよう

京都大学桂キャンパスを後にし、京都の旅を続けよう。
やはり京都といえば寺社の風景も。京都の西側に位置
する苔寺とも呼ばれる西芳寺。思いついたら出かける
旅では準備しなさすぎて、訪問が空振りとなることも。
でもその雰囲気だけでも確認して、また次の機会に。

ときには予約が必要な寺社もある
1994年に世界文化遺産にも登録された西芳寺
今回は下見ということにして
中の様子を伺う程度に。次はしっかりと計画を立てて

西芳寺は臨済宗の寺院。その有名な庭園は夢窓疎石の
作庭と伝わる池泉回遊式、枯山水の2段構え。足利義政
は東山殿を造るにあたり、この庭を手本としたという。


西芳寺の美しい情景。音楽はharuka nakamura

それは自然と調和する調べ

塀に囲まれた西芳寺の庭園は、次回のお楽しみに
周囲を流れる川沿いの景色を楽しみながら
昨年の11月も下旬に向かう頃。もみじの葉は色づいて
風景に彩りを与えていく
西芳寺の近くには鈴虫寺も。その途中に2022年にオープンの
かぐや姫竹御殿と呼ばれる建物を利用したカフェ
サインもよい感じで

素敵なカフェ。いつかの西芳寺と合わせて訪れよう


そのカフェの角をまがれば、すぐに鈴虫寺へと到着する
階段を上った先の境内に広がる庭園の中を通り
火灯窓の形が気になりつつも
通路に沿って拝観の受付へと進む
寺院内部は撮影できないので外部から

拝観の一部に、住職の説法も。昔の動画を参考に

説法を聞いた後は、広がる庭園を楽しんで
境内には千両の黄色と
赤色の実が彩りを添える
地面の苔もさまざまで。スギゴケが覆う庭園を進み
緑の先には説法を聞いた建物。寺院の風景や
ぱっと広がる京都の街を見渡して
緑に包まれた庭園の通路をめぐり
入口にある最初の建物へ

わらじをはいたお地蔵様はここでしか見れないという

拝観時に購入した黄色の幸福御守を手に合わせ

その幸福地蔵菩薩にお願いを
これからは幸福御守と共に旅をしよう

一つの願いを大切に

鈴虫寺。正式な名称は妙徳山 華厳寺(みょうとくざん
けごんじ)といい江戸時代の中期の1723年に、華厳宗
の再興のために鳳潭上人(ほうたんしょうにん)に
より開かれ、現在は臨済宗に属する禅寺であるという。
また鈴虫寺のいわれは、8代目住職の台厳和尚が夜坐
中に、鈴虫の音色を聞いて悟りを開眼したことからと
され、今も鈴虫が飼育され音色を楽しむことができる。

西芳寺への訪問は叶わなかったが、そのかわりにふと
立ち寄った鈴虫寺。寺院に広がる風景と住職の説法、
鈴虫の音色に幸福御守と。旅には予定外がつきものだ。
そして幸福感を感じつつ、黄色い御守と旅を続けよう。

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