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日本でも有数の古墳群のある高槻市へ

the Farmを後にし、またしばらく自転車で。茨木市を
越えると隣には高槻市。日本でも有数の古墳群のある
街でマスコットキャラクターはその名も「はにたん」。
そして次に訪れたのは住宅やマンションの一画にある
古代の埴輪工房と窯跡群の史跡新池ハニワ工場公園。
新池東側の丘陵上にあった最古、最大級の埴輪工場跡
を整備し、マンガの陶板や復元埴輪を通して、楽しく
古墳時代やハニワづくりの様子が学べる公園である。

はにたんはLINEスタンプにも


the Farmを後にし、茨木市から高槻市へと自転車を走らせる
田園の中に物流施設。緑のパターンの外壁に目が止まる
ほどなく高槻市に。まずは住宅やマンションに囲まれた公園へ
公園の名はハニワ工場公園。ヨシトミヤスオのマンガでも
古代のハニワ工場だった新池遺跡について学ぼう
ここは日本で最古の最大級のハニワ工場跡で
公園内には再現されたハニワ窯や
いろんな形の埴輪の展示が楽しめる。中央にはイノシシの埴輪
その隣には人物型の埴輪が立つ
胸元にはちょうちょ結びのアクセント
筒状のものは手前から朝顔型埴輪、円筒埴輪
手前のデザインされたものは壺型埴輪
高さ160cmの家型埴輪は日本で最大級のものであったという
人物型埴輪には他に巫女の形をしたものや
土俵入りをしようとする力士の姿も
奥へと進んだ先の半円状の屋根がかかる建物は
ハニワ工場館といい、新池遺跡最大級であった
18号窯(530年頃)を保護し、展示している
マンガや年表で古墳や埴輪を学びつつ
反対側に通り抜ける
建物の外にもハニワ工場に関する展示
丘の上から通路沿いに並べられた埴輪を見渡して
現代と古代が入り交じる空間を楽しみつつ
ハニワ工場公園を後にする

高槻にあるハニワ工場公園。高槻は古墳の街

通路沿いにはマンガ ハニワ むかしばなし
楽しく埴輪のことを紹介しつつ
コマ数は95まで。なかなかの力作だ
途中に登場するマンガの作者のヨシトミヤスオは

京都精華大学にマンガ学部を設立した方

大学での学びは様々で。いろんな人のいろんな人生

自らの手で何かを生み出す人に憧れて


ヨシトミヤスオにより1973年京都精華大学に日本初
の漫画クラスが開設された。氏は1977年から同大の
美術学部教授に、そして2006年同大のマンガ学部設立
に尽力し、副学長などを歴任された方である。旅では
いろんなものに出会う。マンガを通して埴輪や古墳を
学びつつ、次は古墳や古代を体感するミュージアムへ。

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