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福江島での旅の始まりの朝に

五島の旅も二日目。旅先での朝の時間も楽しみの一つ。
ホテルから歩いて街を楽しむ。旅先での何気ない風景、
海を望む風景も心に残るものに。さて今日はどんな旅
になるのだろうかと、心はずませつつの朝のひととき。


ホテルの名前とロゴはオーナーの桑田さんにちなんで
早朝の散歩は旅の楽しみのひとつ
公園の遊具の有機的な形や
その淡い色も楽しみつつ
いつものように多角形に目を止める
高く伸びるヤシの木に非日常を感じつつ進む
伊能忠敬による測量は五島でも実施されていた

島の多い長崎の測量は困難であったに違いない

教会堂がイメージされた保育園や
大きな石垣の上の小さな花
昨晩と同じ道でも時間によって見えるものも違ってくる
五島市をPRしているキャラクターのつばきねこ

ラインスタンプにもなっている

空には明るみがさし、港の風景が色づいていく
朝日により雲は鮮やかに、そして立体感を増していく
風景をより印象的にする水たまりをのぞきつつ
また福江港までやってきた

昨日の夕方も訪れた福江港

風景は時間によって大きく姿を変えていく
滑走路のように続く道路を渡り
空へと伸びていくかのようなスロープを上る
展望台から風景を見渡して
風化していく展望台の石積の壁
展望台の色や形も楽しんで
朝焼けに係留された大きなフェリーや
刻々と姿を変えていく港の風景
雨上がりには風景がよりダイナミックに
その水たまりに映る風景をたどる
色褪せたもやいと海の風景
朝日は遠くの島々の姿も映し出し
だんだんと空が色づいていく
水面に映る空と光を眺めながら
港の朝焼けの風景を楽しんだ
このフェリーの名は椿。長崎と五島を結ぶ
今日の午後には福江島から長崎へ
雲は太陽に照らされて明るみを増し
雲間から姿を現した太陽は
港の風景を色づかせていく
朝日に包まれる港の風景と
福江港のターミナルを後にして
港の側には福江城跡の石垣
矢狭間のデザインの窓。トイレに立ち寄り朝の散歩を続けよう
道沿いには鮮やかなハイスビスカス
ピンクのグラデーション。これはガザニアかな
道沿いにはトレニアが咲く花壇が続く
鮮やかな紫の朝顔も楽しんで
福江城跡の石垣沿いをぐるりとめぐり
その石垣の複雑な色合いにも目を止める
石垣の途中の門は五島高校の入口に
石垣の道沿いの幼稚園
旅先での散歩ではいろんな風景と出会う
水が満たされたお濠と石垣の景色を過ぎ
街の構成するさまざまな色をたどりつつ
あせたコンクリートの床と同化する猫。起こさないように
トタンのグレーと青のグラデーション
ホテルの隣の喫茶店も緑に包まれて
港と街をぐるりとめぐる朝の散歩

雲間から太陽が顔を出す。辺りは暖かな光に包まれる。
朝日を浴びて、さまざまなものが鮮やかに目に映る。
旅先でのに色をたどりながら、気持ちのよい朝の時間
を楽しみ今日の予定を思い描く。五島の旅を続けよう。

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