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北摂をめぐる旅も終わりへと

豊中から伊丹へ。そしてまた豊中へと北摂をめぐる旅
も終わりへ向かう。最後は、また豊中市に建つ建物へ。
そこは2017年オープンの豊中市立文化芸術センター。
大きな庇のあるピロティから建物へと引き込まれる。


スカイパークを後にして中央公民館の向かいに建つ
豊中市民芸術文化センターへとやってきた
連なる壁が支える大きな庇の下のピロティに
吸い込まれるように導かれて
直線で構成された建物の内部へと進む
壁面の広告には舟を編む

言葉のおもしろさを教えてくれた物語

壁面に設けられた広告やアートをたどり
壁に囲まれた階段室を上り2階へ
階高の抑えられた親密な空間の回廊の先には
建物の隙間を生かした中庭や
光を取り込む通路空間
2階からロビ一全体を見廻しつつ
ロビ一を取り囲む回廊を進む
所々にある光を取り込む坪庭を過ぎると
アートが展示されるスペースへ
幾何学的な模様の作品は湯田寛氏によるもの
モダンなデザインの建物の一部となっている
アートを眺めつつ、今度は地下へ
階段に面した壁面に展示される化石の骨格は
マチカネワニ。豊中市のキャラクターにもなっている
ゆるやかにデザインされた階段の空間も楽しんで
今度は屋上テラスへ。気持ちのよい空間が広がる
豊中市立文化芸術センター。建物をめぐる旅を楽しんで
水平と垂直のラインで構成されたシャープな形状でも
自然の色が利用されて温かみのある建物に
沈む夕日に包まれる風景も楽しんで
テラスからまた階段で内部へ。その先には
誰でも利用できるコミュニケーションロビー
ピロティにも面してカフェとしても利用できる
最後に建物の周囲も。光を取り込む建物のデザインを眺めつつ


道路に面した大きな壁面の形状や素材や
壁とスラブで構成されるデザインを楽しんで
日が落ちるにつれて壁面は照らされて

豊中市立芸術文化センターで行われていたイベント

マスラックスについて初めて知った

2017年にオープンしてから7年建つが、美しく保たれ
ていて心地よい。自然味のある壁面で包まれたロビー
は自然光が差し込み穏やかな空間に。部分の納まりに
こだわったシンプルな形の建物で、垂直と水平ライン
が生み出す調和を楽しんだ。これで北摂をめぐる旅も
おわり。様々な建物やその素材感を楽しむ旅となった。


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