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西田平駅から平戸の旅を始めよう

博多から電車を乗り継ぎ、平戸までやってきた。早朝
の電車に乗り西田平駅に着いたのが10時前。日本の
西北端にある平戸は一筋縄ではいかない場所。教会
建築家の鉄川与助の本を手に、まずは田平天主堂へ。

旅の始まりには周辺案内MAPの確認を
西田平駅から田平天守堂への道中には
たびら昆虫自然園。ちらりと見えた見えた緑の物体は
かまきりのオブジェ。でも今日の走行距離を思い先へと進む
しばらく走ると田平天主堂に。うずまきの模様の門をくぐり
あじさいの花も楽しみつつ
巡礼者の聖母の前を通り
 建物の側面の入り口から教会内部へ

教会堂内部は撮影禁止なので、その空間を記憶の片隅
に留めよう。リブ・ヴォールトの白い天井と色鮮かな
ステンドグラスや花弁をモチーフの装飾。高窓からは
穏やかな光が注ぎ、しんとした雰囲気の空間を味わう。

引き続き建物の外部を楽しもう。レンガが加工された文様や
凹凸のある装飾に、うっすらとラインで色分けされた外観
ぐるりと回るとこちらが建物の正面
田平天主堂の前には聖母マリア像
ルルドの聖母とはフランス・ルルドでの聖母の出現のこと
装飾が凝らされた3層構成の迫力のある教会堂
歴史を刻む教会堂の姿に見とれる
建物をいろんな角度や場所から楽しみながら
建物の周囲を歩き回ってみる。ルルドの看板の先には
フランス・ルルドでの聖母の出現の様子が再現されている
少女ベルナデッタの眼差しの先には
花に囲まれた聖母マリア像
石段を上り十字架の先の教会へ
建物の周囲を巡りつつ
レンガ一枚一枚が刻む時を感じつつ
田平天主堂を後にする

BARRY channelとは日本のパワースポットや、
スピリチュアルスポットを紹介するチャンネル。

そして教会建築の父、鉄川与助


長崎を中心に多くのカトリックの教会建築を手がけた
鉄川与助。1899年、20歳の時に五島列島にて初めて、
宣教師の指導のもとに建てられた教会建築と出会う。

今回訪れた田平天主堂は1918年、鉄川与助が39歳の
時に建設され、氏が手がけた福岡県の今村天主堂と共
に煉瓦造りの集大成の教会と評価されているという。

それからこの煉瓦造りの建物は、100年あまりの時を
刻む。そして平戸の各地に建つ教会建築。平戸に伝来
したキリスト教の面影を残す風景への旅を始めよう。

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