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もう一度旅を始めよう

皆様、ご心配をおかけしました。キーボードも難なく、
使えるようになり、また旅路を、日々をつづりますので
お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。



あの日から二週間と少し。暗闇の中、呆然としたことを
思い出し、道があると思って踏み出した足が地につか
ない時、あんなに動転するものかと思い返しています。
今まで、振り向けば崖とか、山道が行き止まりとか、
ひやりとする場面もいくつかありましたが、とうとう
痛い目にあいました。この痛い怪我を忘れることなく、
これからは十分に注意して旅を続けます。その日に、
家に帰れただけでも、運がよかったと思っています。


さあ気を取り直して、もう一度旅を始めよう。博多から
始発の電車に自転車を乗せて、ゆられること3時間。
佐賀を越えて長崎へ。降り立ったのは三河内駅。怪我
をする前の2月の初旬のこと。駅名は三河内だけど、
この辺りの地名は三川内で、三川内焼の里でもある。

また、いつもの電車に揺られて出かけよう
このCTのフォント、デザイン、色が好き
降り立ったのは三河内駅。ここは三川内焼の里
駅前にある窯元は玉泉窯には
現当主で十五代となる繊細で精巧な
皇室にも献上される白磁透かし彫りがある
さあ陶芸の里、三川内(みかわち)へ
道沿いにはうつわが埋め込まれた建物や
足元に続く塀を楽しみながら進む
なんと繊細な獅子と毬
もちろん可愛らしいタイルにもみとれつつ
道行く建物の窓の割付にひかれつつ
建物のハイカラさにも目が止まる
でもうつわの里といえばやはり煙突
四角に正の字は、嘉久正窯
古びていても美しく感じる
嘉久正窯の正面にはうつわの数々
なんて淡く繊細な
そして存在感のあるうつわ
そして唐子にいざなわれる
写真をブログにあげてもよいですよとのことで
お話を聞きながらいろいろと撮らせて頂く
染絵付けのお皿の絵柄がとてもおもしろい
幾何学的な模様が好みだし
シンプルな柄も好き
楽しげな唐子のカップにもひかれる
お皿もとてもよい感じ
遊び心があってとても楽しい
どれもいいけど、どれにしようかな
お話を聞いていたら、工房にも案内頂き
絵付けの工程も見せて頂いた。その繊細さに見とれながら
絵付けの道具などにもひかれつつ
ものづくりの奥深さを感じたりもする
窯まで見せて頂けた。ものづくりにふれる旅
ここは平戸 嘉久正窯
そして購入したのはこれ。スカイツリーに一目惚れ


訪れたい所は山ほどもある。はやる気持ちを抑えて、
またゆっくりと旅を始めよう。こうして旅を見返し
つつ、その時に感じたことを思い出す。あらためて、
旅は楽しいと感じながら、健康のありがたさを思う。
怪我には十分気をつけて、また旅路を重ねていこう。


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